リモート アクセス サーバーの構成
リモート アクセス サーバーは、RADIUS 認証を使用してダイヤルアップ接続をサポートし、RADIUS サーバーである SEA-NA-IAS-01 の RADIUS クライアントとして機能するように構成しなければなりません。
リモート アクセス サーバー SEA-NA-RAS-01 において、以下の手順を実行しました。
RADIUS 認証を使用できるようにルーティングとリモート アクセス サービスを構成し、有効にするには
アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントして、[ルーティングとリモート アクセス] をクリックします。
コンソール ツリーで [SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[ルーティングとリモート アクセスの構成と有効化] をクリックします。
[ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] が開始されたら、[次へ] をクリックします。
[標準的な構成] ページで [手動で構成したサーバー] をクリックし、[次へ] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。
確認を求めるダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックしてルーティングとリモート アクセス サービスを開始します。
コンソール ツリーで [SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブをクリックします。[認証プロバイダ] ボックスの一覧から [RADIUS 認証] を選択し、[構成] をクリックします。
[RADIUS 認証] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。
図 1 に示す [RADIUS サーバーの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。[サーバー名] ボックスに SEA-NA-IAS-01 と入力します。
図 1: RADIUS 認証を行うために Seattle の IAS サーバーを RADIUS サーバーとして構成[変更] をクリックします。
[新しいシークレット] ボックスと [新しいシークレットの確認入力] ボックスに s (5%jkw#Q9d$mP4 と入力し、[OK] をクリックします。
[常にデジタル署名を使う] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックし、次に、再び [OK] をクリックします。
確認を求めるダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックしてルーティングとリモート アクセス サービスを再起動します。
[アカウンティング プロバイダ] ボックスの一覧から [RADIUS のアカウンティング] をクリックし、[構成] をクリックします。
[RADIUS アカウンティング] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。
図 2 に示す [RADIUS サーバーの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。[サーバー名] ボックスに SEA-NA-IAS-01 と入力します。
図 2: RADIUS のアカウント管理を行うために Seattle の IAS サーバーを RADIUS サーバーとして構成[変更] をクリックします。
[新しいシークレット] ボックスと [新しいシークレットの確認入力] ボックスに s (5%jkw#Q9d$mP4 と入力し、[OK] をクリックします。
[RADIUS のアカウンティングのオン/オフのメッセージを送信する] チェック ボックスをオンにします。
[OK] を 2 回クリックします。
新しい RADIUS の設定を有効にするためにルーティングとリモート アクセス サービスを再開することを示すダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。
[OK] をクリックして変更を保存します。
[SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして [再起動] をクリックして、ルーティングとリモート アクセス サービスを再起動します。
関連するセットアップ手順
リモート アクセス サーバーの構成
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。