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リモート アクセス サーバーの構成

リモート アクセス サーバーは、RADIUS 認証を使用してダイヤルアップ接続をサポートし、RADIUS サーバーである SEA-NA-IAS-01 の RADIUS クライアントとして機能するように構成しなければなりません。

リモート アクセス サーバー SEA-NA-RAS-01 において、以下の手順を実行しました。

RADIUS 認証を使用できるようにルーティングとリモート アクセス サービスを構成し、有効にするには

  1. アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。

  2. [スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントして、[ルーティングとリモート アクセス] をクリックします。

  3. コンソール ツリーで [SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[ルーティングとリモート アクセスの構成と有効化] をクリックします。

  4. [ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] が開始されたら、[次へ] をクリックします。

  5. [標準的な構成] ページで [手動で構成したサーバー] をクリックし、[次へ] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。

  6. 確認を求めるダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックしてルーティングとリモート アクセス サービスを開始します。

  7. コンソール ツリーで [SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  8. [セキュリティ] タブをクリックします。[認証プロバイダ] ボックスの一覧から [RADIUS 認証] を選択し、[構成] をクリックします。

  9. [RADIUS 認証] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。

  10. 図 1 に示す [RADIUS サーバーの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。[サーバー名] ボックスに SEA-NA-IAS-01 と入力します。

    route-03-02
    図 1: RADIUS 認証を行うために Seattle の IAS サーバーを RADIUS サーバーとして構成

  11. [変更] をクリックします。

  12. [新しいシークレット] ボックスと [新しいシークレットの確認入力] ボックスに s (5%jkw#Q9d$mP4 と入力し、[OK] をクリックします。

  13. [常にデジタル署名を使う] チェック ボックスをオンにします。

  14. [OK] をクリックし、次に、再び [OK] をクリックします。

  15. 確認を求めるダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックしてルーティングとリモート アクセス サービスを再起動します。

  16. [アカウンティング プロバイダ] ボックスの一覧から [RADIUS のアカウンティング] をクリックし、[構成] をクリックします。

  17. [RADIUS アカウンティング] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。

  18. 図 2 に示す [RADIUS サーバーの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。[サーバー名] ボックスに SEA-NA-IAS-01 と入力します。

    route-03-03
    図 2: RADIUS のアカウント管理を行うために Seattle の IAS サーバーを RADIUS サーバーとして構成

  19. [変更] をクリックします。

  20. [新しいシークレット] ボックスと [新しいシークレットの確認入力] ボックスに s (5%jkw#Q9d$mP4 と入力し、[OK] をクリックします。

  21. [RADIUS のアカウンティングのオン/オフのメッセージを送信する] チェック ボックスをオンにします。

  22. [OK] を 2 回クリックします。

  23. 新しい RADIUS の設定を有効にするためにルーティングとリモート アクセス サービスを再開することを示すダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。

  24. [OK] をクリックして変更を保存します。

  25. [SEA-NA-RAS-01] を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして [再起動] をクリックして、ルーティングとリモート アクセス サービスを再起動します。

関連するセットアップ手順

関連資料

注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。