接続マネージャ クライアント ソフトウェアの作成と配布
イントラネットに接続する手段としてポータブル コンピュータ上で使用する接続マネージャ クライアント ソフトウェアを作成するために、以下の手順を実行しました。
トピック
電話帳の作成
接続マネージャ サービス プロファイルの作成
電話帳の作成
Phone Book Administrator を使用して電話帳を作成し、Seattle のリモート アクセス サーバーにダイヤルアップ アクセスを行うときに使用する電話番号を登録します。
リモート アクセス サーバー SEA-NA-RAS-01 で、以下の手順を実行しました。
電話帳を作成するには
アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。
[コンポーネント] ボックスの一覧から [管理とモニタ ツール] を選択し (チェック ボックスをオンにしないで) 、[詳細] をクリックします。
[接続マネージャ コンポーネント] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。[次へ] をクリックします。
インストール メディアを要求された場合は、要求に応じて CD-ROM の挿入などを行います。
インストールが終了したら、[完了] をクリックします。[閉じる] をクリックして [アプリケーションの追加と削除] を閉じます。
Microsoft Windows 2000 Server の CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。
[Microsoft Windows 2000 Server CD] ダイアログ ボックスが表示されたら、[この CD を参照] をクリックします。
CD-ROM の内容が表示されたら、[VALUEADD] フォルダをダブルクリックします。
[VALUEADD] フォルダの中の [MSFT] フォルダをダブルクリックします。
[MSFT] フォルダの中の [MGMT] フォルダをダブルクリックします。
[MGMT] フォルダの中の [PBA] フォルダをダブルクリックします。
[PBAINST.EXE] をダブルクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
Phone Book Administrator のインストールが完了したことを知らせるダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントして、[Phone Book Administrator] をクリックします。
[ファイル] メニューの [新しい電話帳] をクリックします。
[新しい電話帳の追加] ダイアログ ボックスで、[新しい電話帳の名前] ボックスに DUResKit と入力し、[OK] をクリックします。
[ツール] メニューの [地域情報エディタ] をクリックします。
[地域情報エディタ - DUResKit] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。
[地域] ボックスの [新しい地域] の名前を Washington に変更し、[OK] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックします。
[POP の追加 - DUResKit] ダイアログ ボックスで、[アクセス情報] プロパティ ページの [POP 名] ボックスに Reskit.com へのダイヤルアップと入力します。
[国] ボックスの一覧から [United States of America] を選択します。
[地域] ボックスの一覧から [Washington] を選択します。
[市外局番] ボックスに半角のスペースを入力します。
[アクセス番号] ボックスに 555-0222 と入力します。
[状態] ボックスの一覧から [サービス中] を選択します。
[OK] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスで、[ツール] メニューの [電話帳の発行] をクリックします。
[電話帳の発行 - DUResKit] ダイアログ ボックスで、[作成] をクリックします。既定の [配布用ディレクトリ] ボックスが [\Program Files\pba\DUResKit] になっていることを確認し、[終了] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスを閉じます。
接続マネージャ サービス プロファイルの作成
接続マネージャ管理者キットを使用して独自の接続マネージャ サービス プロファイルを作成し、Seattle のリモート アクセス サーバーのダイヤルアップ アクセス番号を登録します。このプロファイルが、後でポータブル コンピュータにインストールするソフトウェアになります。
リモート アクセス サーバー SEA-NA-RAS-01 で、以下の手順を実行しました。
接続マネージャ サービス プロファイルを作成するには
アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントし、[接続マネージャ管理キット] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[サービス プロファイルの作成元] ページで [新しいサービス プロファイルを作成] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[サービス名とファイル名] ページで、[サービス名] ボックスに ResKit.com へのダイヤルアップと入力します。
[ファイル名] ボックスに DialRK1 と入力し、[次へ] を 2 回クリックします。
[サポート情報] ページで、[サポート情報] ボックスに Reskit.com へは、555-0222 までと入力し、[次へ] を 4 回クリックします。
[接続動作プログラム] ページで、3 つのチェック ボックスをすべてオフにし、[次へ] を 4 回クリックします。
[電話帳] ページで [参照] をクリックし、DUResKit.pbk 電話帳ファイルを検索します (DUResKit.pbk は、\Program Files\pba\DUResKit フォルダに保存されています) 。
DUResKit.pbk ファイルをクリックし、[開く] をクリックします。
[次へ] を 8 回クリックします。
サービス プロファイルの作成が終了したら、[接続マネージャ管理キット ウィザードの完了] ページで、サービス プロファイルが保存される場所 (\Program Files\Cmak\Profiles\DialRK1\DialRK1.exe) を確認し、[完了] をクリックします。
\Program Files\Cmak\Profiles\DialRK1\ フォルダを開き、DialRK1.cms ファイルを右クリックし、[アプリケーションから開く] をクリックします。ファイルを開くアプリケーションとして [Notepad] を選択し、[OK] をクリックします。
ファイルの末尾に次の行を挿入します。これらの行によって、サービス プロファイルに MSCHAP v2 暗号化が追加されます。
[Server&Dial-up to ResKit.com] EncryptionType=1
メモ帳で、[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。
ファイルを閉じます。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントし、[接続マネージャ管理キット] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[サービス プロファイルの作成元] ページで [既存のサービス プロファイルを編集] をクリックします。次に、一覧から [DialRK1] を選択し、[次へ] を 19 回クリックします。
[選択したファイル名は既に存在します。既存のファイルに上書きしますか?] というメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
[接続マネージャ管理キット ウィザードの完了] ページで [完了] をクリックします。
\Program Files\Cmak\Profiles\DialRK1\ フォルダの中の DialRK1.exe ファイルを探し、電子メール、フロッピー ディスク、または Web ダウンロードなどの手段によって、このファイルをポータブル コンピュータのユーザーが使用できるようにします。
関連するセットアップ手順
接続マネージャ クライアント ソフトウェアの作成と配布
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。