接続マネージャ サービス プロファイルの作成
カスタマイズした接続マネージャ サービス プロファイルを作成する必要があります。このプロファイルには、初期状態の電話帳を組み入れます。この電話帳は、ネットワークに接続するクライアントによって使用されます。
このために、電話帳サーバー SEA-NA-CPS-01 上で以下の手順を実行します。
接続マネージャ サービス プロファイルを作成するには
アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントして、[接続マネージャ管理キット] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[サービス プロファイルの作成元] ページで、[新しいサービス プロファイルを作成] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[サービス名とファイル名] ページの [サービス名] ボックスに VPN to ResKit.com と入力します。
[ファイル名] ボックスに VPNResKt と入力して、[サポート情報] ページが表示されるまで [次へ] をクリックします。
[サポート情報] ページの [サポート情報] ボックスに サポートが必要な場合はヘルプデスクまでお問い合わせください と入力します。そして、[VPN サポート] ページが表示されるまで [次へ] をクリックします。
[VPN サポート] ページで、[このサービス プロファイル] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[VPN 接続] ページの [サーバー アドレス] ボックスに 131.107.1.131 と入力し (VPN リモート アクセス サーバーの IP アドレス)、[サーバーからアドレスを割り当てる] をクリックして [次へ] をクリックします。
注意
一般的には、VPN リモート アクセス サーバーの DNS リソース レコードを作成しておきます。[接続動作プログラム] ページで、[接続後に接続動作プログラムを実行] 以外のチェック ボックスをすべてオフにし、[次へ] をクリックします。
[接続後の接続動作プログラム] ページで [電話帳の更新内容を自動的にダウンロード] チェック ボックスがオンであることを確認して、[電話帳] ページが表示されるまで [次へ] をクリックします。
[電話帳] ページで [参照] をクリックし、電話帳ファイル VPNResKt (\Program Files\PBA\VPNResKt フォルダ内の VPNResKt.pbk) を見つけます。VPNResKt ファイルをクリックして、[開く] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[電話帳の更新] ページの [接続ポイント サービス サーバー] ボックスに SEA-NA-CPS-01 と入力します。そして、[接続マネージャ管理キット ウィザードの完了] ページが表示されるまで [次へ] をクリックします。
[接続マネージャ管理キット ウィザードの完了] ダイアログ ボックスで、サービス プロファイルの保存場所 (\Program Files\Cmak\Profiles\VPNResKt\VPNResKt.exe) をメモしてから [完了] をクリックします。
トンネリング プロトコルの選択と暗号化の実装について、高度なカスタマイズが必要な場合は、Windows エクスプローラで \Program Files\CMAK\Profiles\VPNResKt フォルダを開き、VPNResKt.cms ファイルをメモ帳で開きます。
ファイルの末尾に以下の行を挿入して、データの暗号化の要件をサービス プロファイルに追加します。
[Server&Dial-up to ResKit.com] EncryptionType=1
次に以下の行を挿入し、接続確立時に最初に試みるプロトコルとして既定の L2TP ではなく PPTP を使用することを指定します。
[Networking&VPN to ResKit.com Tunnel] VPNStrategy=2
メモ帳で、[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。
メモ帳を閉じます。
接続マネージャ管理キット ウィザードをもう一度起動します。
[サービス プロファイルの作成元] ページで、[既存のサービス プロファイルを編集] を選択して一覧から [VPNResKt] を選択した後、[サービス プロファイルを作成する準備ができました] ページが表示されるまで [次へ] をクリックします。
"選択したファイル名は既に存在します。既存のファイルに上書きしますか" というメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
[接続マネージャ管理キット ウィザードの完了] ページで、[完了] をクリックします。
\Program Files\Cmak\Profiles\VPNResKt フォルダ内の VPNResKt.exe ファイルを確認して、電子メール、フロッピー ディスク、または Web ダウンロードなどの手段でユーザーが VPNResKt.exe ファイルを利用できるようにします。
関連するセットアップ手順
接続マネージャ サービス プロファイルの作成
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。