電話帳の作成
CPS サーバー EA-NA-CPS-01 上で Phone Book Administrator を使用して、アクセス番号を登録する電話帳を作成および構成する必要があります。この電話帳は、ユーザーがどの場所にいても利用可能です。
CPS サーバー SEA-NA-CPS-01 上で以下の手順を実行します。
Phone Book Administrator をインストールするには
CPS サーバー SEA-NA-CPS-01 で、アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
Microsoft® Windows® 2000 Server の CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。
[Microsoft Windows 2000 Server CD] ダイアログ ボックスで、[この CD を参照] をクリックします。
[W2SFPP_JA] ウィンドウで、VALUEADD\MSFT\MGMT\PBA フォルダを選択します。
PBA フォルダで、PBAINST.EXE をダブルクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスで、[はい] をクリックします。
Phone Book Administrator のインストールが完了したことを通知するメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
Windows エクスプローラで、Program Files\PBA フォルダを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブで、[継承可能なアクセス許可を親からこのオブジェクトに継承できるようにする] チェック ボックスをオフにします。
操作を確認するメッセージで、[削除] をクリックします。
[追加] をクリックします。
[ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択] ダイアログ ボックスで noam.reskit.com ドメインの [Phone Book Administrator] をダブルクリックして、[OK] をクリックします。
[セキュリティ] タブで、[Phone Book Administrators] を選択して、[アクセス許可] の [許可] 列で [フル コントロール] を許可し、[OK] をクリックします。
Phone Book Service フォルダのアクセス許可に加えた変更が Windows 2000 に登録されます。
手順 11~13 をもう一度繰り返して Administrators グループにもアクセス許可を与えます。
Windows エクスプローラで、Documents and Settings\Administrator.NOAM\スタート メニュー\プログラム\管理ツール フォルダを開き、[Phone Book Administrator] ショートカットを右クリックして [切り取り] をクリックします。
Windows エクスプローラで、Documents and Settings\All Users.WINNT\スタート メニュー\プログラム\管理ツール フォルダを開き、右クリックして [貼り付け] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ショートカットを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[Phone Book Administrator のプロパティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブで、[継承可能なアクセス許可を親からこのオブジェクトに継承できるようにする] チェック ボックスをオンにして [OK] をクリックします。
Windows エクスプローラを閉じます。
CPS サーバー SEA-NA-CPS-01 上で以下の手順を実行します。
電話帳を作成するには
CPS サーバー SEA-NA-CPS-01 で、アカウント noam\PBAdmin、パスワード h%3)opq#m を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントし、[Phone Book Administrator] をクリックします。
[ファイル] メニューで、[新しい電話帳] をクリックします。
[新しい電話帳の追加] ダイアログ ボックスで、[新しい電話帳の名前] ボックスに VPNResKt と入力し、[OK] をクリックします。
[ツール] メニューの [地域情報エディタ] をクリックします。
[地域情報エディタ - VPNResKt] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックします。
[地域] ボックスに Georgia と入力し、[OK] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。
[POP の追加 - VPNResKt] ダイアログ ボックスの [アクセス情報] タブで、[POP 名] ボックスに Atlanta VPN to ResKit.com と入力します。
[国] ボックスから [United States of America] を選択します。
[地域] ボックスから [Georgia] を選択します。
[市外局番] ボックスに ISP_area_code と入力します (ISP_area_code は、ISP の市外局番です)。市外局番が不要な場合は、[市外局番] ボックスにスペースを入力します。
[アクセス番号] ボックスに ISP_primary_number と入力します (ISP_primary_number は、ISP に接続するためのダイヤル先のメインの電話番号です)。
[状態] ボックスから [サービス中] を選択します。
[設定] タブで、[サインオン] および [モデム] 以外のチェック ボックスをすべてオフにします。
[OK] をクリックします。
上記の手順 8~16 を繰り返しますが、今回は以下の設定を使用します。
[POP 名] ボックスに Atlanta VPN to ResKit.com Bkup と入力します。
[アクセス番号] ボックスに ISP_backup_number と入力します (ISP_backup_number は、ISP に接続するためのダイヤル先の予備の電話番号です)。
[ツール] メニューで [オプション] をクリックします。
[オプション - VPNResKt] ダイアログ ボックスで、[サーバーのアドレス] ボックスに SEA-NA-CPS-01.noam.reskit.com と入力します。
[ユーザー名] ボックスに noam\PBAdmin と入力します。
[パスワード] ボックスに h%3)opq#m と入力します。
[OK] をクリックします。
[Phone Book Administrator] ダイアログ ボックスを閉じます。
関連するセットアップ手順
電話帳の作成
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。