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ヘッドアップ ディスプレイ (HUD)

ヘッドアップ ディスプレイ (HUD) は、実験の実行中にアプリケーション ウィンドウに重ねて表示され、PIX が収集したカウンター データを提示します。

  • HUD の有効化
  • HUD の使用

HUD の有効化

ヘッドアップ ディスプレイは、実験でフレーム毎の統計 (カウンター) を収集している場合のみ、有効にできます。

基本ビューでの HUD の有効化

基本ビューで実験を構成する際に HUD を有効にすることができます。[Statistics for each frame, using counterset] ラジオ ボタンを選択すると、[HUD] チェック ボックスがアクティブになります。デフォルトでは、このボックスはオフになっています。このボックスをオンにすると、HUD が有効になります。

Cc308063.dxsdk_performance_tools_pix_counters_basic(ja-jp,VS.85).png

詳細ビューでの HUD の有効化

詳細ビューで実験を構成する際に HUD を有効にすることができます。トリガーによって実行されるアクションの種類を [Set Per-Frame Counters] に設定すると、[Show HUD] チェック ボックスが使用可能になります。デフォルトでは、このボックスはオフになっています。このボックスをオンにすると、HUD が有効になります。

Cc308063.dxsdk_performance_tools_pix_counters_advanced(ja-jp,VS.85).png

HUD で一度に表示できるのは 4 つのカウンターのデータのみです。[Cycle Key] コントロールによってキーボード上のキー、またはキーの組合せが設定されます。これを使用して、HUD の表示内容を選択されたカウンターセットの中の次の 4 つのカウンターのグループに進めることができます。デフォルトの設定は F12 ファンクション キーです。次の選択肢があります。

  • F12
  • F11
  • \
  • Alt + .(ピリオド)
  • Alt + , (カンマ)
  • Ctrl + Alt + .(ピリオド)

HUD の使用

HUD が有効になっていると、実験の実行中に PIX によって収集されたカウンター データを示すグラフがアプリケーション ウィンドウにオーバーレイ表示されます。

たとえば、HUD が有効になっている状態で StateManager サンプルを実行する実験では、アプリケーションの実行中にアプリケーション ウィンドウに次の情報がオーバーレイ表示されます。

図形 1.  リアルタイムでの HUD とアプリケーション

Cc308063.dxsdk_pix_analyze_stats_hud_small(ja-jp,VS.85).png

HUD ではカウンターごとに 1 つのグラフを表示します。一度に 4 つのカウンターが表示されます。実験で選択されているカウンターセットの次の 4 つのグループに進むには、F12 キー (または詳細ビューの [Cycle Key] で選択されている代替キーまたはキーの組合せ) を使用します。

図形 2.  HUD カウンターの実際のサイズ

Cc308063.dxsdk_pix_analyze_stats_hud_counters(ja-jp,VS.85).png

関連項目

リファレンス