ヘッドアップ ディスプレイ (HUD)
ヘッドアップ ディスプレイ (HUD) は、実験の実行中にアプリケーション ウィンドウに重ねて表示され、PIX が収集したカウンター データを提示します。
- HUD の有効化
- HUD の使用
HUD の有効化
ヘッドアップ ディスプレイは、実験でフレーム毎の統計 (カウンター) を収集している場合のみ、有効にできます。
基本ビューでの HUD の有効化
基本ビューで実験を構成する際に HUD を有効にすることができます。[Statistics for each frame, using counterset] ラジオ ボタンを選択すると、[HUD] チェック ボックスがアクティブになります。デフォルトでは、このボックスはオフになっています。このボックスをオンにすると、HUD が有効になります。
詳細ビューでの HUD の有効化
詳細ビューで実験を構成する際に HUD を有効にすることができます。トリガーによって実行されるアクションの種類を [Set Per-Frame Counters] に設定すると、[Show HUD] チェック ボックスが使用可能になります。デフォルトでは、このボックスはオフになっています。このボックスをオンにすると、HUD が有効になります。
HUD で一度に表示できるのは 4 つのカウンターのデータのみです。[Cycle Key] コントロールによってキーボード上のキー、またはキーの組合せが設定されます。これを使用して、HUD の表示内容を選択されたカウンターセットの中の次の 4 つのカウンターのグループに進めることができます。デフォルトの設定は F12 ファンクション キーです。次の選択肢があります。
- F12
- F11
- \
- Alt + .(ピリオド)
- Alt + , (カンマ)
- Ctrl + Alt + .(ピリオド)
HUD の使用
HUD が有効になっていると、実験の実行中に PIX によって収集されたカウンター データを示すグラフがアプリケーション ウィンドウにオーバーレイ表示されます。
たとえば、HUD が有効になっている状態で StateManager サンプルを実行する実験では、アプリケーションの実行中にアプリケーション ウィンドウに次の情報がオーバーレイ表示されます。
図形 1. リアルタイムでの HUD とアプリケーション
HUD ではカウンターごとに 1 つのグラフを表示します。一度に 4 つのカウンターが表示されます。実験で選択されているカウンターセットの次の 4 つのグループに進むには、F12 キー (または詳細ビューの [Cycle Key] で選択されている代替キーまたはキーの組合せ) を使用します。
図形 2. HUD カウンターの実際のサイズ