オーディオ キャプチャ フィルタ
オーディオ キャプチャ フィルタは、オーディオ キャプチャ デバイスを表す。オーディオ キャプチャ フィルタには、1 つのキャプチャ出力ピンと複数の入力ピン (Line In、Mic、CD、MIDI などのカード上の入力のタイプごとに 1 つ) がある。
このフィルタは、複数のハードウェア デバイスに対して使えるため、CoCreateInstance を呼び出してもフィルタを作成することはできない。代わりに System Device Enumerator を使う。System Device Enumerator は、各デバイスについて一意のモニカを返す。モニカのフレンドリ名は、デバイス名に対応する。(この名前が GraphEdit に表示される。) 詳細については、「デバイスとフィルタの列挙」を参照すること。
フィルタ インターフェイス | IAMAudioInputMixer、IAMFilterMiscFlags、IAMResourceControl、IBaseFilter、IPersistPropertyBag、ISpecifyPropertyPages |
入力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_AnalogAudio、MEDIASUBTYPE_NULL |
入力ピン インターフェイス | IAMAudioInputMixer、 IMemInputPin、IPin、IQualityControl |
出力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_Audio、MEDIASUBTYPE_NULL |
出力ピン インターフェイス | IAMBufferNegotiation、IAMPushSource、IAMStreamConfig、IAMStreamControl、IKsPropertySet、IPin、IQualityControl |
フィルタ CLSID | 利用できない。 |
プロパティ ページ CLSID | CLSID_AudioInputMixerProperties |
実行モジュール | qcap.dll |
メリット | MERIT_DO_NOT_USE |
フィルタ カテゴリ | CLSID_AudioInputDeviceCategory |
注意
入力ピンは物理ハードウェア接続を表し、DirectShow の他のフィルタに接続されることはない。
参照