次の方法で共有


DirectSound の構造体

ここでは、DirectSound で使われる以下の構造体のリファレンス情報を記述する。

構造体 説明
D3DVECTOR ベクトルを記述する。
DS3DBUFFER 3D サウンド バッファの位置、向き、動作を一意に記述するために必要なすべての情報を格納する。
DS3DLISTENER 3D 環境のパラメータとリスナーの位置を記述する。
DSBCAPS DirectSound バッファ オブジェクトの能力を記述する。
DSBPOSITIONNOTIFY 通知位置を記述する。
DSBUFFERDESC バッファの特性を記述する。
DSCAPS デバイスの能力を記述する。
DSCBCAPS キャプチャ バッファの能力を記述する。
DSCBUFFERDESC キャプチャ バッファを記述する。
DSCCAPS キャプチャ デバイスの能力を記述する。
DSCEFFECTDESC キャプチャ バッファに関連付けられたエフェクトのパラメータを格納する。
DSCFXAec キャプチャ バッファの聴感エコー解除のパラメータを格納する。
DSCFXNoiseSuppress キャプチャ バッファのノイズ抑制のパラメータを格納する。
DSEFFECTDESC バッファに関連付けられているエフェクトを記述する。
DSFXI3DL2Reverb I3DL2 (Interactive 3D Audio Level 2) リバーブ エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXChorus コーラス エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXCompressor コンプレッション エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXDistortion ディストーション エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXEcho エコー エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXFlanger フランジ エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXGargle 振幅変調エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXParamEq パラメトリック イコライザ エフェクトのパラメータを格納する。
DSFXWavesReverb Waves リバーブ エフェクトのパラメータを格納する。
WAVEFORMATEX ウェーブフォーム オーディオ データのフォーマットを定義する。
WAVEFORMATEXTENSIBLE 3 つ以上のチャンネルを持つフォーマットにおいて、ウェーブフォーム オーディオ データのフォーマットを定義する。

  すべての DirectX 構造体用のメモリは、使う前に 0 に初期化しなければならない。さらに、dwSize メンバを保持する構造体では、使う前に、構造体のバイト単位のサイズをそのメンバに設定しなければならない。次の例では、よく使われる構造体 DSCAPS に対してこれらの処理を行っている。

DSCAPS dscaps;
 
ZeroMemory(&dscaps, sizeof(dscaps));
dscaps.dwSize = sizeof(dscaps);