IAMTimeline::ValidateSourceNames
ValidateSourceNames メソッドは、メディア ロケータを使ってタイムライン内のソース名を検証する。オプションで、このメソッドは見つかったファイルのソース オブジェクトを更新する。
構文
HRESULT ValidateSourceNames(
long ValidateFlags,
IMediaLocator *pOverride,
long NotifyEventHandle
);
パラメータ
ValidateFlags
メディア ロケータの動作を指定するファイル名検証フラグのビット単位の論理和。SFN_VALIDATEF_REPLACE フラグと SFN_VALIDATEF_CHECK フラグは、必ず指定しなければならない。指定しないと、メソッドは E_INVALIDARG を返す。
pOverride
デフォルトの代わりに使うメディア ロケータの IMediaLocator インターフェイスへのオプションのポインタ。デフォルトのメディア ロケータを使うには、この引数の値を NULL に設定する。詳細については、「注意」を参照すること。
NotifyEventHandle
イベントへのハンドル。このメソッドは、検証が完了した後でこのイベントにシグナル送信する。
戻り値
成功した場合は、S_OK を返す。それ以外の場合は、E_INVALIDARG または他のエラー コードを返す。
注意
pOverride 引数を使うと、IMediaLocator インターフェイスの独自のカスタム実装を使える。たとえば、デフォルトのメディア ロケータは、見つかった (または見つからなかった) ファイルについてアプリケーションに通知を行わない。このような制限を回避するために、カスタム メディア ロケータを実装して、デフォルト バージョンのラッパーとすることができる。カスタム バージョンでは、デフォルト バージョンに IMediaLocator::FindMediaFile 呼び出しを直接渡して、その戻り値を調べる。
要件
ヘッダー : Qedit.h をインクルードする。このヘッダー ファイルは、バージョン 7 以降の Microsoft® Direct3D® のヘッダーとは互換性がない。
ライブラリ : strmiids.lib を使用。
参照