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D3DXCreateEffectCompilerFromFile 関数

  • [アーティクル]

D3DXCreateEffectCompilerFromFile 関数

エフェクトの ASCII 記述またはバイナリ記述からエフェクト コンパイラを作成する。

構文

HRESULT D3DXCreateEffectCompilerFromFile(      
    LPCSTR pSrcFile,
    CONST D3DXMACRO* pDefines,
    LPD3DXINCLUDE pInclude,
    DWORD Flags,
    LPD3DXEFFECTCompiler *ppEffectCompiler,
    LPD3DXBUFFER *ppParseErrors
);

パラメータ

  • pSrcFile
    [in] ファイル名へのポインタ。この引数は、Unicode 文字列と ANSI 文字列の両方をサポートしている。「注意」を参照すること。
  • pDefines
    [in] プリプロセッサ定義へのポインタ。「D3DXMACRO」を参照すること。
  • pInclude
    [in] オプションのインターフェイス ポインタ ID3DXInclude。#include 擬似命令の処理に使う。この値に NULL を指定すると、#includes はファイルからコンパイルする場合は有効だが、リソースやメモリからコンパイルする場合はエラーとなる。
  • Flags
    [in] D3DXSHADER で識別されるコンパイル オプション。
  • ppEffectCompiler
    [out, retval] エフェクト コンパイラが格納された、ID3DXEffectCompiler インターフェイスへのポインタのアドレス。
  • ppParseErrors
    [out, retval] コンパイル時に発生したエラー メッセージが格納された、ID3DXBuffer インターフェイスへのポインタのアドレス。エラー メッセージを無視するには、この引数に NULL を設定する。

戻り値

成功した場合は、D3D_OK を返す。

失敗した場合は、次のいずれかの値を返す。

D3DERR_INVALIDCALL メソッドの呼び出しが無効である。たとえば、メソッドの引数に無効な値が設定されている場合などである。
E_OUTOFMEMORY Microsoft® Direct3D® が呼び出しを完了するための十分なメモリを割り当てることができなかった。

注意

コンパイラ設定によって、関数のバージョンも決まる。Unicode を定義すると、関数呼び出しは D3DXCreateEffectCompilerFromFileW に解決される。それ以外の場合、ANSI 文字列が使われているので、関数呼び出しは D3DXCreateEffectCompilerFromFileA に解決される。

関数の情報

ヘッダー d3dx9effect.h
インポート ライブラリ d3dx9.lib
最低限のオペレーティング システム Windows 98

参照

D3DXCreateEffectCompiler、D3DXCreateEffectCompilerFromResource