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D3D10_DEPTH_STENCIL_VIEW_DESC

深度ステンシル ビューを使用してアクセス可能なテクスチャーのサブリソースを指定します。

typedef struct D3D10_DEPTH_STENCIL_VIEW_DESC {
    DXGI_FORMAT Format;
    D3D10_DSV_DIMENSION ViewDimension;
    union {
        D3D10_TEX1D_DSV Texture1D;
        D3D10_TEX1D_ARRAY_DSV Texture1DArray;
        D3D10_TEX2D_DSV Texture2D;
        D3D10_TEX2D_ARRAY_DSV Texture2DArray;
        D3D10_TEX2DMS_DSV Texture2DMS;
        D3D10_TEX2DMS_ARRAY_DSV Texture2DMSArray;
    };
} D3D10_DEPTH_STENCIL_VIEW_DESC;

メンバ

  • Format
    リソース データのフォーマットです (「DXGI_FORMAT」を参照してください)。使用可能なフォーマットについては、「解説」を参照してください。
  • ViewDimension
    リソースのタイプです (「D3D10_DSV_DIMENSION」を参照してください)。深度ステンシル リソースへのアクセス方法を指定します。この値は、この構造体の中の共用体に格納されます。
  • Texture1D
    1D テクスチャーのサブリソースを指定します (「D3D10_TEX1D_DSV」を参照してください)。
  • Texture1DArray
    1D テクスチャーのサブリソースの配列を指定します (「D3D10_TEX1D_ARRAY_DSV」を参照してください)。
  • Texture2D
    2D テクスチャーのサブリソースを指定します (「D3D10_TEX2D_DSV」を参照してください)。
  • Texture2DArray
    2D テクスチャーのサブリソースの配列を指定します (「D3D10_TEX2D_ARRAY_DSV」を参照してください)。
  • Texture2DMS
    1 つのサブリソースを含むマルチサンプリングした 2D テクスチャーを指定します (「D3D10_TEX2DMS_DSV」を参照してください)。
  • Texture2DMSArray
    テクスチャーごとに 1 つのサブリソースを持つマルチサンプリングした 2D テクスチャーを指定します (「D3D10_TEX2DMS_ARRAY_DSV」を参照してください)。

解説 

以下に、深度ステンシル ビューで有効なフォーマットを示します。

  • DXGI_FORMAT_D16_UNORM
  • DXGI_FORMAT_D24_UNORM_S8_UINT
  • DXGI_FORMAT_D32_FLOAT
  • DXGI_FORMAT_D32_FLOAT_S8X24_UINT
  • DXGI_FORMAT_UNKNOWN

深度ステンシル ビューでは、型なしフォーマットは使用できません。選択されたフォーマットが DXGI_FORMAT_UNKNOWN の場合は、親リソースのフォーマットが使用されます。

深度ステンシル ビューの記述は、ID3D10Device::CreateDepthStencilView を呼び出すときに必要です。

要件

ヘッダー: D3D10.h 宣言

ライブラリ: D3D10.lib 内容

関連項目

リソース構造体