パッケージのバージョンを無視するように接続グループを構成する方法
適用対象: Application Virtualization 5.0 SP3
Microsoft Application Virtualization (App-V) 5.0 SP3 では、任意のバージョンのパッケージを使用するように接続グループを構成できます。これにより、パッケージのアップグレードが簡略化され、作成する必要がある接続グループの数を減らすことができます。
以前のバージョンの App-V でパッケージをアップグレードする場合、接続グループを無効にしたり、接続グループの XML 定義ファイルを変更したりするなど、いくつかの手順を実行する必要がありました。
任意のバージョンのパッケージを受け入れるように接続グループを構成できます。これにより、接続グループを無効にする必要なく、パッケージをアップグレードできます。
この機能の動作:
- 接続グループがパッケージの複数のバージョンにアクセスできる場合、最新のバージョンが使用されます。
- 接続グループに正しくないバージョンのオプション パッケージが含まれる場合、そのパッケージは無視されます。接続グループの仮想環境の作成はブロックされません。
- 接続グループに正しくないバージョンを持つ非オプション パッケージが含まれる場合、接続グループの仮想環境は作成できません。
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App-V サーバー – 管理コンソール |
- 管理コンソールで、[パッケージ] > [接続グループ] の順に選択します。
- 接続グループ ライブラリから、適切な接続グループを選択します。
- [接続されたパッケージ] ウィンドウで [編集] をクリックします。
- パッケージ名の横にある [任意のバージョンを使用する] チェック ボックスをオンにし、[適用] をクリックします。
パッケージの追加またはアップグレードの詳細については、「管理コンソールを使用してパッケージを追加またはアップグレードする方法」をご覧ください。 |
スタンドアロン コンピューター上の App-V クライアント |
- 接続グループの XML ドキュメントを作成します。
- アップグレードするパッケージの Package タグ属性を VersionID アスタリスク (*) に設定します。
- 次のコマンドレットを使用して接続グループを追加し、接続グループの XML ドキュメントへのパスを含めます。
Add-AppvClientConnectionGroup
- パッケージをアップグレードする場合は、次のコマンドレットを使用して、使用していないパッケージの削除、アップグレードされたパッケージの追加、アップグレードされたパッケージの公開を行います。
- RemoveAppvClientPackage
- Add-AppvClientPackage
- Publish-AppvClientPackage
詳細については、以下をご覧ください。
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関連項目
その他の参照情報
接続グループの管理
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