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方法: ステップ ロード パターンの "ステップごとの傾斜増加時間" プロパティを指定する

 

新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成した後で、ロード テスト エディターを使用して、テストのニーズや目標に合わせてシナリオのプロパティを変更できます。 詳細については、次のトピックを参照してください。 [廃版] ロード テストの作成

注意

ロード テスト シナリオの各プロパティとその説明の一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。

[ステップごとの傾斜増加時間] プロパティを [プロパティ] ウィンドウで設定します。 ロード テスト エディターでロード テスト シナリオのプロパティを編集します。

"ステップごとの傾斜増加時間" プロパティは、ステップ ロード パターンだけで使用します。 詳細については、「ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化」を参照してください。

ステップ ロード パターンは、ロード テストを実行するときにサーバーの負荷を増加するために使用します。これにより、ユーザー ロードが増加するにつれてパフォーマンスがどのように変化するかが確認できます。 たとえば、ユーザー ロードが 2,000 人に増加したときにサーバーがどのように動作するかを確認するには、次のプロパティでステップ ロード パターンを使用して 10 時間のロード テストを実行します。

  • 初期のユーザー カウント: 100

  • 最大ユーザー カウント: 2000

  • ステップ実行間隔 (秒): 1800

  • ステップごとの傾斜増加時間 (秒): 20

  • ステップごとのユーザー カウント: 100

これらの設定では、100 人、200 人、300 人をはじめ、2,000 人までのユーザー ロードで、30 分 (1,800 秒) のロード テストを実行します。

注意

"ステップごとの傾斜増加時間" プロパティは、新しいロード テスト ウィザードで選択できない唯一のプロパティのです。詳細については、「2e93860a-a67a-43a2-9b0a-5ec65ca6e7a7#CreatingLoadTestsUsingWizardStep2_1」を参照してください。

"ステップごとの傾斜増加時間" プロパティでは、1 つのステップから次の手順 (たとえば、100 人から 200 人) へ突然増加するのではなく、徐々に増加させることができます。 この例では、ユーザー ロードは、20 秒にわたって 100 人から 200 人のユーザーに増加します (毎秒 5 人の増加です)。

必要条件

  • Visual Studio Enterprise

ステップ ロード パターンの "ステップごとの傾斜増加時間" プロパティを編集するには

  1. ロード テストを開きます。

    ロード テスト エディターが表示されます。 ロード テスト ツリーが表示されます。

  2. ロード テスト ツリーの [シナリオ] フォルダーで、ステップごとの傾斜増加時間を指定するシナリオのノードを開きます。

  3. [ステップ ロード パターン] ノードを選択します。

    注意

    シナリオのロード パターンは、ステップ ロード パターンである必要があります。そうでない場合は、ロード パターンにより現在シナリオに関連付けられているロード パターンのタイプが表示されます。詳細については、「ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化」を参照してください。

  4. [表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。

    [プロパティ] ウィンドウに、シナリオのカテゴリおよびプロパティが表示されます。

  5. [ステップ ユーザー カウント] プロパティで指定したユーザーを段階的に追加するステップ間の秒数を入力し、[ステップごとの傾斜増加時間] プロパティの値を設定します。

  6. プロパティを変更したら、[ファイル] メニューの [保存] を選択します。 次に、新しい [ステップごとの傾斜増加時間] の値を使用して、ロード テストを実行します。

参照

ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集
2e93860a-a67a-43a2-9b0a-5ec65ca6e7a7#CreatingLoadTestsUsingWizardStep2
Test Controller および Test Agent を使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの実行の分散
[廃版] 方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよび Test Agent を使用してロード テストを実行する
ロード テスト シナリオのプロパティ
ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化