Replace_Writable 初期化変数
ファイルを取得またはチェックアウトするときに、同名の書き込み可能なファイルが存在する場合の処理方法を指定します。既定値は Ask です。
構文
Replace_Writable = {Merge|Replace|Ask|Skip}
例
書き込み可能ファイルが置き換えられないようにする場合。
Replace_Writable = Skip
解説
ファイルを取得またはチェックアウトすると、作業フォルダにファイルのコピーが作成されます。このとき、既にそのファイルをチェックアウトしていた場合などに作業フォルダ内に書き込み可能なコピーが存在すると、それまでの作業内容が置き換えられてしまう可能性があります。
この状況では、次の 4 つの処理方法を指定できます。
- Merge - ファイルのマスター コピーと作業フォルダ内のファイルとの相違点をマージし、マージ処理の結果を反映したファイルを作業フォルダにコピーします。この方法の場合、ほかのユーザーの変更点をチェックアウトしているファイルに取り込むことができます。ただし、ファイルをチェックアウトしていないと、Merge を指定しても、Skip を指定した場合と同等の処理が行われます。
- Replace - ファイルが置き換えられます。
- Ask - ファイルの置き換えを確認するダイアログ ボックスを表示します。
- Skip - ファイルは置き換えられず、エラー メッセージも表示されません。
この設定は、[Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスの [ローカル ファイル] タブをクリックし、[書き込み可能ファイルの置換] を使って行うこともできます。
参照
初期化変数 | [チェックアウト] コマンド ([ソース コード管理] メニュー) | [最新バージョンの取得] コマンド ([ソース コード管理] メニュー) | [ローカル ファイル] タブ ([Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックス)