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Team Foundation Server のインストールと構成

シングルサーバーの復元チュートリアルの 3 番目の部分であるこのトピックでは、アプリケーション層専用ウィザードを使用して Team Foundation Server (TFS) をインストールする方法を示します。 また、SharePoint 製品の拡張機能を新しいサーバーにインストールする方法も学びます。 さらに、新しいサーバーで使用するために SharePoint Foundation、Reporting Services、および Analysis Services を構成する方法も学びます。

このトピックの内容

  1. Team Foundation Server および SharePoint 製品用の拡張機能のインストール

  2. SharePoint Foundation の構成

  3. Reporting Services と Analysis Services の構成

必要なアクセス許可

次のグループのメンバーであるか、次のアクセス許可が付与されている必要があります。

  • サーバーの管理者セキュリティ グループのメンバー。

  • Team Foundation 管理者グループのメンバー。

  • SQL Server システム管理者セキュリティ グループのメンバー。または、SQL Server のバックアップの実行とメンテナンス プランの作成のアクセス許可が [許可] に設定されている。

  • Team Foundation 用データベースの sysadmin セキュリティ グループのメンバー。

  • ファーム管理者グループのメンバー。

Team Foundation Server および SharePoint 製品用の拡張機能のインストール

TFS が使用するデータベースを復元することで、元の配置のデータ層が既に復元されています。 次に、アプリケーション層専用ウィザードを使用してアプリケーション層 (Team Foundation Server を構成するアプリケーションとサービス) をインストールすることで、復元プロセスを完了する必要があります。 元の配置が SharePoint Foundation で構成された場合、SharePoint 製品の拡張機能ウィザードを実行して TFS および SharePoint Foundation により使用される拡張機能をインストールする必要もあります。

アプリケーション層と拡張機能をインストールするには

  1. 管理コンソールを開き、構成プロセスを開始します。

    データベースが復元された後で TFS を構成します

    TFS の管理コンソールが表示されない場合は、サーバーに TFS ソフトウェアがインストールされていません。 手順については、「Install Team Foundation Server」を参照してください。

  2. アプリケーション層専用ウィザードを起動します。

    これは復元された構成データベースを使用します

  3. 前の手順で復元したデータベースが存在する SQL Server の名前を指定し、[利用可能なデータベースの一覧表示] を選択して一覧を表示します。 構成データベースを選択します。

    復元されたデータベースをホストするインスタンス

  4. 可能であれば、前の配置で使用されていたのと同じサービス アカウント情報を指定します。

    既定の選択はネットワーク サービスです

  5. ウィザードの指示に従います。

    TFS は正常に構成されました

  6. 構成センターで [SharePoint 製品用の拡張機能の構成] を選択し、ウィザードを実行して拡張機能をインストールします。

  7. 管理コンソールを開き、[アプリケーション層] ペインで、URL を更新して復元されたサーバーの新しい URL を反映します。 復元されたサーバーに使用される名前またはポートを変更しなかった場合でも、この情報を再適用する必要があります。

    新しいサーバーは元の URL 情報を使用していますURL 情報を更新してください

  8. 更新が終わったら、URL が正しく表示されることを確認します。

    Team Web Access の情報が正しく設定されました

  9. TFS のサービス アカウントを適用します。

    サービス アカウント情報を再適用する

SharePoint 製品の構成

アプリケーション層と拡張機能をインストールした後は、配置が使用する SharePoint Web アプリケーションの設定を再構成する必要があります。

SharePoint Web アプリケーションの設定を構成するには

  1. Team Foundation の管理コンソールを開きます。

  2. ナビゲーション バーで、[SharePoint Web アプリケーション] を選択します。

  3. [SharePoint Web アプリケーション] 一覧で、元の配置が使用している Web アプリケーションを強調表示し、[変更] を選択します。

    ヒント

    既定では、Web アプリケーションは Web アプリケーションの一覧に自動的に表示されます。表示されない場合には、[追加] をクリックし、手動で追加してください。

  4. [SharePoint Web アプリケーションの設定] ウィンドウが開きます。 [Web アプリケーションの URL] および [サーバーの全体管理の URL] で、設定を確認し、必要に応じて新しいサーバーの URL に合わせて値を変更します。

  5. 設定に問題がなければ、[OK] をクリックします。

    配置の一部として SharePoint Web アプリケーションを構成する方法の詳細については、「配置への SharePoint 製品の追加」を参照してください。

Reporting Services と Analysis Services の構成

配置でレポートを使用していた場合、SharePoint Foundation を構成したら、Team Foundation Server をレポート サーバーの場所にリダイレクトし、ウェアハウスを再起動して、Analysis Services 用データベースを手動でリビルドする必要があります。

注意

前のセクションの説明に従って TFS_Warehouse データベースおよび TFS_Analysis データベースを復元している場合でも、この手順を実行する必要があります。

Reporting Services と Analysis Services を構成するには

  1. 管理コンソールのナビゲーション バーで、[レポート] を選択します。

  2. [レポート] ページで、[編集] を選択します。

  3. [オフラインにする] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。

    [レポート] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [レポートの使用] チェック ボックスをオンにします。

  5. [ウェアハウス] タブの [サーバー] でレポート サーバーの名前を指定し、[データベース] にウェアハウス データベースの名前を入力します。 オプションで [テスト接続] を選択し、データベースが有効であることを確認します。

  6. [Analysis Services] タブの [サーバー] の一覧で、SQL Server Analysis Services を実行するサーバーの名前を指定します。 [データベース] で Analysis Services データベースの名前を指定し、[データ ソースにアクセスするためのアカウント] ではデータ ソース アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。

  7. [レポート] タブの [サーバー] 一覧で、レポート サーバーの名前を指定し、[URL の設定] を選択します。 [ユーザー名][パスワード] に、データ ソース アカウントのアカウント名とパスワード (設定されている場合) を指定します。 [既定のパス] にレポートの格納先の場所の相対パスを指定し、[OK] をクリックします。

  8. 管理コンソールで [ジョブの開始] を選択してレポートを再起動します。

  9. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、%ProgramFiles%\Microsoft Team Foundation Server 12.0\Tools ディレクトリに移動します。

  10. 次のコマンドを入力して、Analysis Services のデータベースをリビルドします。

    TFSConfig RebuildWarehouse /AnalysisServices /ReportingDataSourcePassword:[Password]

    Password は、Reporting Services のデータ ソース アカウントのパスワードです。

  11. コマンドが正常に完了するまで待機します。

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