コンテンツ タイプのポリシー
特定のコンテンツ タイプにサイト ポリシーを割り当てた場合、コンテンツ タイプ レベルでそのポリシーに変更を加えることはできません。たとえば、コンテンツ タイプにサイト ポリシーを割り当て、そのコンテンツ タイプのポリシーをカスタマイズして、追加ポリシー機能を組み込むことはできません。
ただし、サイト ポリシーを XML ファイルとしてエクスポートし、コンテンツ タイプにその XML ファイルをインポートすることはできます。これにより、サイト ポリシーとコンテンツ タイプ ポリシーの間にリレーションシップが確立されることはありません。コンテンツ タイプ ポリシーを変更できますが、サイト ポリシーに行った変更をコンテンツ タイプ ポリシーに転送することはできません。
次の 2 つ方法で、別のポリシーからポリシーを派生させることができます。
ポリシー コレクションのサイト ポリシーを特定のコンテンツ タイプまたはリストに割り当てることができます。
別のコンテンツ タイプに基づいてコンテンツ タイプを作成することができます。
既存のコンテンツ タイプに基づいてコンテンツ タイプを作成した場合、派生したコンテンツ タイプの機能はすべて既存のコンテンツ タイプからコピーされます (初期コンテンツ タイプに適用されたポリシーも含む)。新しいポリシー インスタンスは、派生したコンテンツ タイプにローカルでコピーされます。
初期 "親" コンテンツ タイプのポリシー インスタンスを変更した場合、Office SharePoint Server 2007 は派生したポリシーを更新して、これらの変更を取り込みます。ただし、子コンテンツ タイプのポリシーに直接変更を加えることはできません。
コンテンツ タイプのポリシー情報を保存する
ポリシー インスタンスを表す実際の XML ファイルは、XMLDocuments コレクションのコンテンツ タイプ定義内に保存されます。コンテンツ タイプを特定の 2007 Microsoft Office システム ドキュメントに割り当てると、特定のコンテンツ タイプ情報が下方向に送られ、ドキュメント自体に保存されます。この情報には、そのコンテンツ タイプのポリシーが含まれます。ポリシーをドキュメントにコピーすることにより、ポリシーをドキュメントにしっかりとバインドすることができます。ドキュメント内のポリシー情報は、2007 Microsoft Office システム ドキュメントで読み取り専用です。
一般的な XMLDocuments 要素とコンテンツ タイプ定義の詳細については、Windows SharePoint Services 3.0 SDK の「コンテンツ タイプ定義スキーマ」を参照してください。
情報ポリシーを含むコンテンツ タイプをアイテムに割り当てる場合、そのポリシーのポリシー機能はアイテム自体のメタデータも保存できます。たとえば、バー コード ポリシー機能は、適用される各アイテムに Bar Code 列を追加します。