レコード センターのファイル処理
以下の図は、ユーザー インターフェイス、オブジェクト モデル、Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) などの任意のメカニズムでレコード センター サイトに送信された各ファイルで実行されたプロセスを示しています。
.gif "レコード リポジトリのファイル送信処理フロー")
Ensure File Name Uniqueness 上書きされないように、Office SharePoint Server 2007 はまず各ファイル名にランダムな番号を付けて一意性を確保します。このため、同一ファイルの複数のバージョンが送信されても、それぞれは一意なファイル名でレコード センターに保存されます。
注意
ランダムな番号が付けられた元のファイル名が SharePoint ファイルに許容されるファイル名の長さを超える場合は、元のファイル名が切り詰められて、ランダムな番号は完全に保持されます。
Determine the Storage Location and Generate XML Documents 次に、Office SharePoint Server 2007 はレコード ルーティング タイプ テーブルを調べます。ファイルが有効なレコード ルーティング タイプ名またはエイリアスで送信された場合、Office SharePoint Server 2007 はファイルの適切な保存場所を特定することができます。ファイルが有効なレコード シリーズ名で送信されなかった場合、それはファイルは既定の場所に保存されます。
どちらの場合でも、Office SharePoint Server 2007 は、保存場所で必要なすべてのメタデータをファイルが持っているかどうかを調べます。持っていない場合、Office SharePoint Server 2007 はユーザーがメタデータを入力できるようになるまで、ファイルを一時的な保存場所に配置します。Office SharePoint Server 2007 は必要なメタデータを受け取った後、ファイルを適切なレコード ルーティング タイプのドキュメント ライブラリに移動します。
最後に、Office SharePoint Server 2007 はファイルのメタデータおよび監査履歴から XML ドキュメントを生成します。