コンテンツ タイプ ドキュメント情報パネル スキーマ
このスキーマは、ユーザー設定情報としてコンテンツ タイプに含めることができるオプションの XML を記述します。この XML ノードは、コンテンツ タイプ定義の XMLDocument 要素内に格納する必要があります。詳細については、「コンテンツ タイプのユーザー設定情報」を参照してください。
コンテンツ タイプのドキュメント情報パネルに関する情報は、コンテンツ タイプ定義にカスタム スキーマとして含まれます。このスキーマは、コンテンツ タイプ定義に XML ドキュメント コレクションの一部として格納されます。
スキーマには以下の要素があります。
customXsn ルート要素。customXsn 要素には、以下の属性があります。
xmlns 必須の Text。スキーマの XML 名前空間を表します。このスキーマの名前空間は、以下のとおりです。
https://schemas.microsoft.com/office/2006/metadata/customXsn
XSNLocation 必須文字列。この要素はカスタム ドキュメント情報パネルの XSN ファイルの URL または URN 位置を表します。コンテンツ タイプのカスタム パネルがない場合、この要素は空白の文字列になります ("")。
Cached 必須 Boolean。この要素は、2007 Microsoft Office システム クライアント アプリケーションが既定の自動生成ドキュメント情報パネルを使用するかどうか、およびカスタム ドキュメント情報パネルが指定されているかどうかを示します。既定では "既定のフォーム" です。
openByDefault 必須 Boolean。この要素は、ドキュメントが開かれたときに 2007 Microsoft Office システム クライアント アプリケーションが常にドキュメント情報パネルを表示するかどうかを表します。既定では false です。
xsnScope 必須 Text。内部使用のために予約されています。この要素は、カスタム ドキュメント情報パネルの範囲を表します。
Office Open XML フォーマットの Office ドキュメントの場合、この XMLDocument 要素は、customXml セクションのデータ ストア アイテムとして、ドキュメントにレベル下げされます。データ ストア アイテムには、customXsn のルート要素があります。
詳細については、「ドキュメントのプロパティとコンテンツ タイプ」を参照してください。
コンテンツ タイプのカスタム ドキュメント情報パネルを作成すると、次回ドキュメントを開いたときに、情報がドキュメントにレベル下げされます。ドキュメントが現在チェック アウトされている場合は、ドキュメント ライブラリにチェック インされるときに、このメタデータはドキュメントにレベル下げされます。
例
次の例では、カスタム ドキュメント情報パネルを指定し、アプリケーションで自動生成フォームの代わりにカスタム フォームを使用するように指定し、ドキュメントが開かれたときに常にフォームを開きます。
<?mso-contentType?>
<customXsn xmlns="https://schemas.microsoft.com/office/2006/metadata/customXsn">
<xsnLocation>http://computerName/documentLibrary/Forms/Document/17192438b70d796ecustomXsn.xsn
</xsnLocation>
<cached>False</cached>
<openByDefault>True</openByDefault>
<xsnScope>http://computerName/documentLibrary</xsnScope>
</customXsn>
See Also
タスク
[方法] InfoPath からカスタム ドキュメント情報パネルを作成する
[方法] Office SharePoint Server 2007 内からカスタムのドキュメント情報パネルを作成または編集する
[方法] コンテンツ タイプの変更に応じてドキュメント情報パネルを更新する