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コア サブスクリプション クラスの定義

サブスクリプション クラスは、アプリケーションのサブスクリプションの 1 つの種類を定義します。Notification Services アプリケーションを定義するときには、アプリケーションでサポートするサブスクリプションの種類ごとにサブスクリプション クラスを 1 つずつ作成する必要があります。

Notification Services は、アプリケーションを作成するときに、サブスクリプション クラスのテーブル、ビュー、基本的なインデックス、およびストアド プロシージャを作成します。コア サブスクリプション クラスのプロパティでは、これらのデータベース オブジェクトの名前と場所を定義します。

コア サブスクリプション クラス

すべてのサブスクリプション クラスには、次のユーザー定義プロパティがあります。

  • サブスクリプション クラス名。
  • ファイル グループ。Notification Services がサブスクリプション クラスのオブジェクトをアプリケーション データベースのどこに作成するかを指定します。

必要に応じて、サブスクリプション クラスのスキーマ、イベント ルール、定期的なルール、カスタム インデックス、およびサブスクリプション記録テーブルを定義できます。ほとんどのサブスクリプション クラスには、少なくとも 1 つのスキーマと 1 つのルールがあります。

Notification Services によって、次の要素が自動的に追加されます。

  • 結果となるサブスクリプション クラス テーブルの SubscriptionIdSubscriberIdCreatedUpdated、および Enabled の各フィールド。
  • サブスクリプション クラス テーブルの ScheduleId フィールドと、このフィールドのインデックス (サブスクリプション クラスに定期的なルールがある場合)。

サブスクリプション クラスを定義するには

XML でアプリケーションを定義している場合は、アプリケーション定義ファイル (ADF) でサブスクリプション クラスを定義します。プログラムでアプリケーションを定義している場合は、Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を使用してサブスクリプション クラスを定義します。

サブスクリプション クラスの名前付け

アプリケーションの各サブスクリプション クラスには、一意の名前を付ける必要があります。この名前は、アプリケーション オブジェクトの作成や管理レポートの実行のために使用されます。

サブスクリプション クラス名を定義するには

ファイル グループの指定

サブスクリプション クラスのデータベース オブジェクトは、既定以外のファイル グループに配置できます。

アプリケーション データベースを定義する場合は、指定するファイル グループが、データベース定義で指定されているファイル グループのいずれかに一致する必要があります。詳細については、「アプリケーション データベースの定義」を参照してください。

アプリケーション データベースが既にある場合は、指定するファイル グループがアプリケーション データベースに存在している必要があります。

ファイル グループを指定しない場合は、アプリケーション データベースの既定のファイル グループ上にサブスクリプション クラスのオブジェクトが自動的に作成されます。

ファイル グループの詳細については、「ファイルとファイル グループの使用」を参照してください。

サブスクリプション クラスのファイル グループを定義するには

参照

概念

サブスクリプション スキーマの定義
サブスクリプション ルールの定義
サブスクリプション クラスのインデックスの定義
サブスクリプション クラスの記録の定義
サブスクリプション関連情報の収集

その他の技術情報

サブスクリプション クラスの定義

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手