データの回復

適用対象: System Center Data Protection Manager 2010

データの損失は組織にとって大きな損害です。Data Protection Manager (DPM) の検索および参照機能を使用すると、回復する必要があるデータを検索することができ、こうした損害を軽減することができます。データが見つかったら、見つかったバージョンを回復することも、使用可能なすべてのバージョンを一覧表示して、特定のバージョンを選択して回復することもできます。このデータには、SQL Server、Windows SharePoint Services、または Exchange Server を実行するコンピューターのファイル、アプリケーション、またはデータが含まれます。また、DPM はデスクトップ コンピューターと仮想サーバーの保護および回復もサポートしています。

データの検索からバージョンの選択、回復ジョブまたは回復コレクション (複数ジョブ) の開始まで、わずか数分で行うことができます。ジョブの完了には、回復するデータのサイズによって、数十秒から数時間かかります。回復ジョブの状態は、監視タスク領域で確認できます。

このセクションの内容

データ回復について

回復可能データを見つける方法

回復ポイントの操作

ファイル サーバーのデータを回復する方法

Exchange ベースのサーバーのデータを回復する方法

SQL Server のデータを回復する方法

仮想マシンのデータを回復する方法

デスクトップ コンピューターのデータを回復する方法

Windows SharePoint Services サーバーのデータを回復する方法

Hyper-V 仮想マシンの回復

システム状態を回復する方法

エンド ユーザー回復を構成する方法

参照:

概念

エンド ユーザー回復を構成する方法
新しい保護グループ ウィザード
回復可能データを見つける方法
回復ウィザード
データ回復について