DPM でテープを使用する方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
DPM でテープ ベースの保護を使用するには、DPM サーバーにテープ ライブラリまたはスタンドアロン テープ ドライブを接続する必要があります。"テープ ライブラリ" は、1 つ以上のテープ ドライブ、テープ カートリッジを保持する多くのスロット、およびテープを移動する搬送システムで構成されたデータ記憶域システムです。"スタンドアロン テープ ドライブ" は、単一のテープを保持する単一の自動化されていないテープ ドライブです。
ファイルおよびアプリケーション データの短期的な保護と長期的な保護の両方にテープを使用できます。
DPM では、保護されたコンピューター (テープでの短期的な保護、または DPM でディスク上のデータを保護しない場合のテープでの長期的な保護) または DPM レプリカ (ディスクで短期的な保護を行う場合のテープでの長期的な保護) の完全バックアップと増分バックアップの組み合わせによってデータを保護します。
注意
アプリケーションで増分バックアップがサポートされていない場合、DPM では完全バックアップのみが実行されます。
DPM では、テープ上のデータを圧縮または暗号化できます。暗号化されたデータを圧縮すると、データ ファイルのサイズが減らずに増えることがあります。
参照:
タスク
保護グループのデータを圧縮する方法
保護グループのデータを暗号化する方法