"テスト結果" パースペクティブ
更新 : 2007 年 11 月
"テスト結果" パースペクティブは、テストおよびその結果に関連付けられているすべてのフィールドを示します。"テスト結果" パースペクティブは Test Result リレーショナル テーブルに基づいており、これによってテスト結果をテストのプロパティまたは独立した成果としてレポートできます。結果の成果に対する変更についての質問にも回答できます。テスト結果をこのような方法でレポートすると、次のような質問に回答できます。
現在のビルドでどのテストが失敗しているか。
この場合、1 つのビルドにテストが複数回実行されていると、この質問の回答はそのビルドを使用したテストの最新の結果に基づく、となります。
現在のビルドで何回失敗した結果が発生したか。
この場合、1 つのビルドにテストが複数回実行されていると、それぞれの結果が個別に示されます。
ある範囲のビルドとテスト実行における特定のテストの最新の結果は何か。
この場合、選択したビルドとテスト実行の範囲において、テストごとにそれぞれの最新の結果を示すことができます。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
Team Foundation キューブでパースペクティブを使用するには、データ層で Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition または SQL Server 2005 Enterprise (64) Edition を使用する必要があります。Team Foundation Server に含まれる SQL Server 2005 Standard Edition は、パースペクティブの使用をサポートしていません。SQL Server 2005 Standard Edition の使用時には、すべてのパースペクティブのキューブ要素は Team System のデータ キューブに存在します。 |
メジャー
次の表では、"テスト結果" パースペクティブに含まれる各メジャーについて説明します。
メジャー |
説明 |
|---|---|
累積結果数 |
特定のビルドの各結果の最新バージョンをカウントします。 |
最新の結果 |
テスト ディメンションと一緒に使用する場合に最新の結果を示し、そのテストの最新の結果を示します。この集計には相当量の計算を要するので、分析するテストの数が限られている場合に使用します。 |
結果数 |
すべての結果を個別にカウントします。 |
結果移行数 |
特定のビルドについて、結果の成果が変更されているすべての結果をカウントします。 |
共有ディメンション
次の表では、"テスト結果" パースペクティブに含まれる各属性について説明します。これらの属性それぞれに基づいてメジャーを集計できます。
ディメンションの使用 |
ディメンション |
説明 |
|---|---|---|
区分 |
区分 |
テスト結果の区分分類。テスト結果の発行時に区分が指定されなかった場合、区分は "不明" に設定されます。 |
ビルド |
ビルド |
ビルドを識別するために使用される固有の番号または名前。 |
ビルド開始時間 |
ビルド |
ビルドが開始された日時。 |
ビルドの種類 |
ビルド |
テスト結果の生成対象となったビルドの種類。詳細については、「"ビルド" パースペクティブ」を参照してください。 |
日付 |
日付 |
テスト結果が生成された日付。 |
日付 |
完了日 |
テスト結果を生成したテスト実行の完了日。 |
ビルド フレーバー |
フレーバー |
テスト結果の生成対象となったビルドのフレーバー。詳細については、「"ビルド" パースペクティブ」を参照してください。 |
イテレーション |
イテレーション |
テスト結果の区分分類。テスト結果の発行時に区分が指定されなかった場合、区分は "不明" に設定されます。 |
エイリアス |
所有者 |
テストの作成者または現在の所有者のエイリアス。 |
人 |
所有者 |
テストの作成者または現在の所有者の名前。 |
プラットフォーム |
プラットフォーム |
ビルドの作成対象となったオペレーティング システム。次の値を使用できます。
|
チーム プロジェクト |
チーム プロジェクト |
ロード テスト結果の発行時に参照されるチーム プロジェクト。 |
ID |
作業項目 |
作業項目の ID。作業項目作成時に割り当てられた ID です。 |
前の状態 |
作業項目 |
作業項目の前の状態。 |
作業項目の種類 |
作業項目 |
作業項目の種類。 |
理由 |
作業項目 |
作業項目の状態が変化した理由。 |
バージョン |
作業項目 |
作業項目のリビジョン。 |
状態 |
作業項目 |
作業項目の状態。 |
タイトル |
作業項目 |
作業項目のタイトル。 |
(その他) |
作業項目 |
その他の属性は、チーム プロジェクト作成時に使用したプロセス テンプレートによって異なります。詳細については、「"現在の作業項目" パースペクティブ」の「作業項目ディメンション」を参照してください。 |
"テスト結果" ディメンション
次の表は、キューブ内のテスト メジャー固有のディメンションおよび属性すべての一覧です。
属性 |
ディメンション |
説明 |
|---|---|---|
コンピュータ |
エージェント コンピュータ |
テストが実行されたコンピュータ。 |
エイリアス |
担当者 |
テストを割り当てられた担当者のエイリアス。 |
人 |
担当者 |
テストを割り当てられた担当者の名前。 |
テスト カテゴリ |
カテゴリ |
この階層構造では、テストが実行されたテスト リストに基づいてテスト結果が分類されます。これは親-子階層構造であり、テストの実行時および発行時に入れ子のテスト リストが使用された場合に、テストのサブカテゴリを調べるのに使用できます。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
成果 |
成果 |
テストの成果。"成功"、"失敗"、"結果不確定" など。 |
成果渡し |
成果 |
テストの成果が成功の場合は True、成功以外の場合は false に設定されるフラグ。 |
結果 |
結果 |
テスト結果の名前。 |
テスト |
結果 |
結果を生成したテストの名前。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
テストの説明 |
結果 |
結果に関連するテストの説明。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
テスト結果 |
結果 |
テストと結果の階層構造。これにより、特定のテストの結果からそのテストの個別の結果を調べることができます。 |
テストの種類 |
結果 |
テスト結果の種類。単体テスト、Web テスト、ロード テストなどです。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
実行 |
実行 |
テスト結果を生成したテストの実行の実行名。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
リモート実行 |
実行 |
True または False を示すフラグ。結果を生成したテスト実行がリモート テスト実行だったかどうかを示します。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
エイリアス |
実行者 |
テストを実行した担当者またはアカウントのエイリアス。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |
人 |
実行者 |
テストを実行した担当者またはアカウントの名前。詳細については、「報告されたテスト結果」を参照してください。 |