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ダイアログ ボックス

[MyMacros プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを使用すると、グローバルな設定値をプロジェクトに指定できます。 このダイアログ ボックスで設定する値は既定値となり、プロジェクトの有効期間を通じてプロジェクトの項目の外観と動作を制御します。 プロジェクトのプロパティ ページは、プロジェクトをプロジェクト エクスプローラーで選択した場合にだけ使用できます。

[MyMacros プロパティ ページ] を表示するには、プロジェクト エクスプローラー[MyMacros] をクリックし、[表示] メニューの [プロパティ ページ] をクリックするか、Shift キーを押しながら F4 キーを押します。

このダイアログ ボックスには、[全般][ビルド]、および [インポート] の 3 つのページがあります。 ページを選択するには、左のペインでページの名前をクリックします。

[全般] ページ

プロジェクトの名前やルート名前空間など、プロジェクトの全般的な設定を操作できます。 次のオプションがあります。

プロジェクト名

現在マクロ エクスプローラーで選択されているプロジェクトの名前が表示されます。 複数のプロジェクトが選択されている場合は、空の文字列が表示されます。

[ルート名前空間]

プロジェクト内のすべてのファイルが使用する基本の名前空間を設定します。 フィールドに異なる値を追加していない場合は、プロジェクト名が表示されます。 複数のプロジェクトが選択されている場合は、空の文字列が表示されます。

最適化

オンにすると、[整数の桁あふれチェックを削除] オプションは整数演算に対してオーバーフロー エラーのチェックをオフにします。 既定では、オフになります。

[ビルド] ページ

既定でオンにするコンパイラ オプションなど、コンパイルに関するプロジェクトの既定値を設定できます。 次のオプションがあります。

[デバッグ情報の生成]

オンにすると、コンパイル時にデバッグ情報が生成されます。 既定では、オンになります。

[Option Strict On を既定値に設定]

明示的な縮小変換が必要となるように、また、事前バインディングを許可しないように、コンパイラの既定値を設定します。 既定では、オフになります。

[既定で Option Explicit をオンにする]

明示的な変数の宣言が必要となるように、コンパイラの既定値を設定します。 既定では、オンになります。

[Option Compare Binary を既定値に設定]

文字列比較でのコンパイラの既定値を設定します。[バイナリ] (大文字と小文字を区別する) または [テキスト] (大文字と小文字を区別しない) を設定できます。 既定では、オンになります。

[ビルド警告メッセージを有効にする]

コンパイル時に、ビルドの警告を出力します。 既定では、オンになります。

警告をエラーとして扱う

コンパイル時に、ビルドの警告をエラーとして記録します。[ビルド警告メッセージを有効にする] がオンの場合にだけ有効です。 既定では、オフになります。

[DEBUG 定数の定義]

条件付きコンパイルで使用される DEBUG 定数を定義します。 DEBUG を定義すると、Debug クラスのメソッドは [出力] ウィンドウに出力を生成します。 DEBUG を定義しない場合、Debug クラスのメソッドはコンパイルされず、デバッグ出力も生成されません。

[TRACE 定数の定義]

条件付きコンパイルで使用される TRACE 定数を定義します。 TRACE を定義すると、Trace クラスのメソッドは [出力] ウィンドウに出力を生成します。 TRACE を定義しない場合、Trace クラスのメソッドはコンパイルされず、トレース出力も生成されません。

[カスタム定数]

条件付きコンパイルで使用されるカスタム定数を定義できます。

[インポート] ページ

プロジェクトにインポートする名前空間を指定できます。 指定したインポート情報は、コンパイラに直接渡され、プロジェクト内のすべてのファイルに適用されます。 名前空間をインポートすると、完全に修飾しなくとも、コード内でその名前空間の要素を使用できるようになります。 [インポート] ページには、次のオプションがあります。

[名前空間]

プロジェクトに追加する名前空間を指定できます。

[インポートの追加]

指定した名前空間をプロジェクトに登録します。

更新

[プロジェクトのインポート] で強調表示されている名前空間を [名前空間] で指定された名前空間で置き換えます。

[プロジェクトのインポート]

プロジェクトが参照している名前空間をすべて一覧表示します。

[削除]

[プロジェクトのインポート] で現在選択されている名前空間の登録を削除します。

注意

マクロ エクスプローラーで複数のプロジェクトが選択されている場合は、すべてのプロパティが無効になった [プロジェクト プロパティ ページ] ダイアログ ボックスが表示されます。

参照

処理手順

方法: マクロを実行する

概念

マクロのデバッグ

マクロ ファイルの保存とエクスポート

その他の技術情報

Conditional Compilation (Visual Basic)