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マクロ ファイルの保存とエクスポート

Visual Studio マクロは、プロジェクト全体をまとめて保存します。プロジェクトの項目を個別に保存することはできません。 これは、ウィンドウを閉じるときに項目をディスクに保存するかどうかを確認する Visual Studio 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) との重要な違いです。

注意

マクロ IDE でウィンドウを閉じるときには、項目を保存するかどうかを確認するメッセージは表示されず、項目が自動的に保存されることもありません。 アプリケーションを閉じるときに、変更を保存するかどうかが確認されます。

[名前を付けて保存] コマンドと [エクスポート] コマンド

マクロ IDE では、[名前を付けて保存] コマンドの代わりに、[エクスポート] コマンドが [ファイル] メニューとショートカット メニューの両方に表示されます。 [エクスポート] は、モジュール プロジェクト項目とクラス プロジェクト項目に対してだけ機能し、プロジェクトをエクスポートします。 [名前を付けて保存] とは異なり、現在の項目を新しい名前の新しい項目で置き換えることはしません。

ホストは、マクロのエクスポート用に既定のディレクトリを提供します。 場所を変更して、その操作をキャンセルしない場合は、Visual Studio マクロは最後に保存された場所を記憶していて、次に [ファイルのエクスポート] ダイアログ ボックスを表示したときの既定値として使用します。 ただし、この設定は Visual Studio マクロのセッション間では保持されません。

既定のファイル名は、プロジェクト エクスプローラーで表示されるプロジェクト項目の名前であり、.vb suffix という拡張子が付きます。 参照項目はエクスポートできないため、このコマンドは参照項目に対しては使用できません。

注意

[エクスポート] コマンドは常にプロジェクトを Unicode にエクスポートします。

[エクスポート] を実行する前に、複数の項目を選択できます。 Visual Studio マクロは、エクスポートできる選択された項目のそれぞれに対して [エクスポート] ダイアログ ボックスを表示します。 いずれかの [エクスポート] 操作でエラーが発生したり、選択したファイルのいずれかについて操作をキャンセルしたりした場合は、操作全体がキャンセルされます。

参照

処理手順

マクロ IDE のモード

方法: マクロを実行する

参照

マクロ IDE の概要

概念

マクロのデバッグ