<?XML ?> 要素

ファイルを XML として解析することを指示します。

<?XML version="version" [standalone="DTDflag"] ?> 

引数

  • version
    XML レベルを指定する n.n 形式の文字列です。値 1.0 を使用します。
  • DTDflag
    省略可能です。XML ファイルに外部 DTD (Document Type Definition) への参照が含まれるかどうかを示すブール値を指定します。スクリプト コンポーネントの XML ファイルにはこのような参照が含まれないため、この属性に必ず "yes" を使用します。

解説

ファイル内では、この宣言の前に要素や空白行を置くことはできません。

この宣言があると、スクリプト コンポーネントのコンパイラは、XML の構文を厳密にチェックするモードになります。このモードでは、要素の型および属性名の大文字と小文字が区別され、シングル クォーテーションかダブル クォーテーションで属性値を囲む必要があり、すべての要素が解析されます。この宣言がない場合は、比較的厳密でない構文を使用できます。

XML がサポートされるエディタでスクリプト コンポーネント ファイルを編集する場合は、この宣言を行い、XML の構文規則に従ってください。

使用例

次の例は、<?XML?> 要素の使用方法を示しています。

<?XML version="1.0" standalone="yes" ?>

参照

<runtime> 要素 | <named> 要素 | <description> 要素 | <example> 要素 | <object> 要素 | <package> 要素 | <resource> 要素 | <?job?> 要素