電子情報開示でプロセス レポートを使用する (プレビュー)
電子情報開示 (プレビュー) には、定義された期間の電子情報開示のケース プロセスのコンカレンシーと日単位の制限にカウントされるすべてのプロセスを一覧表示するプロセス レポート が含まれています。 電子情報開示管理者 と 電子情報開示マネージャー (プレビュー) は、[ 電子情報開示>Process レポート ] タブでこのレポートにアクセスでき、このレポートを使用して、検索アクティビティと電子情報開示 (プレビュー) ケース全体のプロセス アクティビティを表示できます。 電子情報開示マネージャー は、レポートの上部にあるプロセス使用状況カードを表示できますが、プロセスの一覧は、割り当てられているケースに限定されます。
重要
レポートに一覧表示されているプロセスは削除または削除できません。 実行時間の長いプロセスは、7 日後に自動的にタイムアウトします。
プロセス レポートには、過去 30 日間までのプロセスに関する次の重要な情報が要約されています。
- 電子情報開示領域間で指定された時間範囲で進行中または完了 (正常またはエラーあり) のすべてのプロセス。
- organizationがプロセス関連のorganization全体の制限に達するまでの距離に関する分析情報。
- プロセスの一覧の .csv レポートを作成します。
- プロセスの種類、状態、および時間/日のフィルター。
- ケース名のリンクを選択して、ケース/プロセス ページにすばやくアクセスできます。
現在、次の電子情報開示プロセスの種類はコンカレンシー/日単位の制限にはカウントされず、レポートには表示されません。
- エクスポートの準備
- 分析の実行
- タグ項目
- 負荷セットを比較する
- 編集されたアイテムを PDF に変換する
- 修復の準備
注意
レポートのリスト ビューに含まれ、24 時間以上実行されているプロセスは、organizationのコンカレンシー/日単位の制限に影響しません。
クラシック ケースで開始された次の電子情報開示プロセスは、調整制限には影響せず、レポートには反映されません。 ただし、新しいケース形式のケースに対して開始されたこれらのプロセスは、レポートに含まれます。
- レビュー セットへの Microsoft 365 以外のデータの追加
- 修復されたデータをレビュー セットに追加する
- データのインデックスを再作成する
- レビュー セットへのデータの追加
- 別のレビュー セットへのデータの追加
実行時間の長いプロセスは、Microsoft Purview eDiscovery (プレビュー) でケースとレポートをサポートする特定のプロセスに関連付けられています。 これらのプロセスは、検索、レビュー セット、保留を使用および管理する際のユーザー アクションに対してトリガーされます。
プロセスの種類 | 分野 | 説明 |
---|---|---|
レビューに追加する | レビュー セット | ユーザーは、レビュー セットに検索結果を追加するか、別のレビュー セットからレビュー セットにアイテムを追加します。 アイテムは Azure Storage の場所にコピーされ、Azure Storage の場所にあるアイテムのインデックスが再作成されます。 この新しいインデックスは、データ セット内の項目のクエリと分析に使用されます。 |
保留の適用または更新 | Hold | ユーザーがデータ ソースを保留にするか、保留を更新します。 |
エクスポート | 検索 レビュー セット |
ユーザーは、検索セットまたはレビュー セットからドキュメントをエクスポートします。 エクスポート プロセスが完了すると、エクスポートされたデータをローカル コンピューターにダウンロードできます。 |
サンプルの生成 | 検索 | ユーザーが新しい検索見積もりを作成して実行した後 (または既存の検索見積もりを再実行)、検索ツールはプレビュー可能な項目のサンプル サブセット (検索クエリに一致する) を準備します。 検索結果をプレビューすると、検索の有効性を判断するのに役立ちます。 |
統計情報を生成する | 検索 | ユーザーが検索見積もりを作成して実行または再実行した後、検索ツールは、検索クエリに一致する項目のインデックスを検索し、検索によるすべての項目の数と合計サイズ、および検索されたデータ ソースの数を含む見積もりを準備します。 |
分析の実行 | 検索 | ユーザーは、ほぼ重複検出、電子メール スレッド分析、テーマ分析などの電子情報開示分析ツールを実行して、レビュー セット内のデータを分析します。 |
Tag | レビュー セット | このプロセスは、レビュー セット内のドキュメントを確認するときに、ユーザーが [タグ付け ] パネルで [ タグ付け プロセスの開始] を選択したときにトリガーされます。 ユーザーは、レビュー セット内のドキュメントにタグを付けてから、ビュー ドキュメント パネルで一括選択した後で、このプロセスを開始できます。 |
次の表では、プロセスのさまざまな状態について説明します。
状態 | 説明 |
---|---|
処理中 | プロセスが進行中です。この領域のプロセス マネージャー でプロセスの進行状況を監視できます。 |
完了 | プロセスが正常に完了しました。 |
キャンセルされました | プロセスはユーザーによって取り消されました。 |
放棄 | プロセスは自動的に停止しました。 この停止は、処理時間の超過またはその他の理由が原因である可能性があります。 |