Excel データ ソースに接続する (SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザード)
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
この記事では、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードの [データ ソースの選択] ページまたは [変換先の選択] ページから Microsoft Excel データ ソースに接続する方法を説明します。
Microsoft Excel ブックへの接続例を次のスクリーン ショットに示します。
Excel ファイルに接続するために追加のファイルのダウンロードとインストールが必要になる場合もあります。 詳細については、「Excel に接続するために必要なファイルを取得する」を参照してください。
重要
Excel ファイルへの接続、および Excel から、または Excel へのデータの読み込みに関する制限事項と既知の問題については、「Load data from or to Excel with SQL Server Integration Services (SSIS)」 (SQL Server Integration Services (SSIS) を使用して Excel から、または Excel にデータを読み込む) を参照してください。
指定するオプション
Note
このデータ プロバイダーの接続オプションは、Excel が変換元または変換先の場合でも同じです。 つまり、表示されるオプションは、ウィザードの [データ ソースの選択] ページまたは [変換先の選択] ページともに同じです。
[Excel ファイル パス]
Excel ファイルのパスとファイル名を指定します。 次に例を示します。
- ローカル コンピューター上の上のファイルの場合、C:\MyData.xlsx です。
- ネットワーク共有上のファイルの場合、\\Sales\Database\Northwind.xlsx です。
または、[参照] をクリックします。
[参照]
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスを使用して、ワークシートを検索します。
Note
パスワードで保護された Excel ファイルはウィザードで開くことができません。
[Excel バージョン]
変換元または変換先のブックで使用される Excel のバージョンを選択します。
[先頭行に列名を含める]
データの最初の行に列名が含まれるかどうかを指定します。
- データに列名が含まれていないのにこのオプションを有効にすると、ウィザードではソース データの最初の行が列名として扱われます。
- データに列名が含まれているのにこのオプションを無効にすると、ウィザードでは列名の行がデータの最初の行として扱われます。
データに列名を付けない場合、ウィザードでは列見出しとして F1、F2 などが使用されます。
データ ソースのリストに Excel が表示されない
データ ソースのリストに Excel が表示されない場合は、64 ビットのウィザードを実行していないか確認してください。 Excel と Access のプロバイダーは、通常 32 ビットで、64 ビットのウィザードでは表示されません。 代わりに 32 ビットのウィザードを実行します。
Note
64 ビット バージョンの SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用するには、SQL Server をインストールする必要があります。 SQL Server Data Tools (SSDT) および SQL Server Management Studio (SSMS) は 32 ビット アプリケーションであり、32 ビット バージョンのウィザードを含む、32 ビット ファイルのみがインストールされます。
関連項目
SQL Server Integration Services (SSIS) を使用して Excel から、または Excel にデータを読み込む
データ ソースの選択
変換先の選択