PsPasswd v1.25

作成者: Mark Russinovich

公開日: 2023 年 3 月 30 日

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はじめに

複数のコンピューターでローカル管理アカウントを管理するシステム管理者は、標準のセキュリティ プラクティスの一環として、アカウント パスワードを定期的に変更する必要があります。 PsPasswd は、管理者が管理するコンピューターに対して PsPasswd を実行するバッチ ファイルを作成し、管理者パスワードの一括変更を実行できるようにする、ローカルまたはリモート システムのアカウント パスワードを変更できるツールです。

PsPasswd は Windows パスワード リセット API を使用するため、ネットワーク経由で公開にパスワードを送信しません。

インストール

PsPasswd を実行可能パスにコピーし、次に示すコマンドライン構文で「pspasswd」と入力します。

PsPasswd の使用

PsPasswd を使用して、ローカル コンピューターまたはリモート コンピューター上のローカル アカウントまたはドメイン アカウントのパスワードを変更できます。

使用: pspasswd [[\\computer[,computer[,..] | @file [-u user [-p psswd]]] Username [NewPassword]

パラメーター	説明
コンピューター	指定した 1 つ以上のリモート コンピューターでコマンドを実行します。 コンピューター名を省略すると、ローカル システムでコマンドが実行され、ワイルドカード (\\*) を指定すると、現在のドメイン内のすべてのコンピューターでコマンドが実行されます。
@file	指定したテキスト ファイルに一覧表示されている各コンピューターでコマンドを実行します。
-u	リモート コンピューターにログインするための省略可能なユーザー名を指定します。
-p	ユーザー名の省略可能なパスワードを指定します。 これを省略した場合は、非表示のパスワードを入力するように求められます。
ユーザー名	パスワード変更のアカウントの名前を指定します。
NewPassword	新しいパスワード。 省略すると、NULL パスワードが適用されます。

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PsTools
PsPasswd は、PsTools という名前のローカル システムとリモート システムの管理に役立つ Sysinternals コマンド ライン ツールのキットの一部です。

実行場所:

• クライアント: Windows 8.1以降。
• サーバー: Windows Server 2012 およびそれ以降。