導入

完了

場合によっては、Power Apps アプリの開発中に、大量のコードまたは組織の従来の開発チームによって作成された Web API を呼び出す必要があります。 Power Apps のエコシステムには、既に 1,000 を超えるコネクタが存在し、組織の内部および外部のリソースにアクセスできます。 ただし、組織で開発した Web API を呼び出す組み込みコネクタはありません。 Power Apps Web API の間のギャップを埋めるカスタム コネクタを作成する必要があります。

優れたアプリケーションを迅速に作成するにあたって、フュージョン開発のプラクティスがいかに役立つかに関する前のモジュールでは、VanArsdel, Ltd のチームが登場しました。そして同社のフィールド在庫管理システムで発生している問題を解決するために、フージョン開発の使用をどのように計画するかが紹介されていました。

VanArsdel の開発チームのメンバーは、現在のところ、Kiana と Maria の 2 名です。 Kiana は、内部および外部で使用する ASP.NET Core Web API を作成するプロの開発者です。 Maria は、自身の職責を果たすために、Power Apps を使用してアプリケーションを作成する在庫管理のスペシャリストです。

在庫管理に役立つ新しい Power Apps アプリを作成するため、2 人は一緒に作業をしています。 最初のタスクは、VanArsdel の倉庫の場所一覧を表示することです。 倉庫の場所は Web API から取得され、Power Apps アプリに表示されます。

学習目標

このモジュールの内容は次のとおりです。

  • カスタム コネクタとは何か、およびその使用例についての説明
  • Visual Studio に配置された Web API でのカスタム コネクタの構築
  • Azure API Management に配置された Web API からのカスタム コネクタの構築
  • OpenAPI ドキュメントからのカスタム コネクタの作成
  • Power Apps アプリから Web API を呼び出すカスタム コネクタのテストと使用

前提条件

  • Web (HTTP) API の基本的な概念に関する知識。