セットアップとプライバシーを理解する

完了

Workplace Analytics のセットアップ

Workplace Analytics のセットアップは簡単なプロセスです。 主な手順の概要は次のとおりです。

  1. Microsoft 365 または Microsoft Entra 管理者がライセンスとロールを割り当てます。
  2. 指定された Workplace Analytics 管理者は、システム既定とプライバシー設定を行います。
  3. その後、Workplace Analytics 管理者は、組織データを準備してアップロードします。
  4. Workplace Analytics はアップロードを検証し、データを処理します。

これらの手順が完了すると、組織はすべてのサービス機能 (HR データのアップロードやプライバシーおよびシステムのデフォルト設定などの管理者のみの設定を除く) に完全にアクセスできるようになります。

組織データには、Microsoft 365 データにマッピングされる発効日が含まれています。 このデータは、組織の変更を反映するために、定期的なスケジュール (月次) でアップロードする必要があります。 Microsoft 365 共同作業データは毎週更新されます。

システム要件とデータ処理の詳細については、詳細情報をご覧ください。

Workplace Analytics とデータ プライバシー

Microsoft 365 サービスとして、Workplace Analytics は、プライバシーの保護と個々の従業員の保護のために組織によって定義された Microsoft 365 の信頼境界内に存在します。 デフォルトでは、メタデータのみが処理され、個人情報を含まないメトリックが生成されます。 組織は、Workplace Analytics の使用方法、展開方法、および組織での可視性を完全に制御できます。

ユーザー固有のコントロールを次に示します。

  • 母集団の範囲 (機密グループを除外するオプション付き)。
  • Workplace Analytics 分析および特定の母集団スコープへのアナリスト (役割ベース) のアクセス。
  • 件名を満たすための可視性。
  • 機密と見なすキーワード (件名行内) に基づいて、すべての会議とメールに対して除外が設定されます。
  • 特定の個人またはドメイン。
  • 読み込まれた組織属性。

Workplace Analytics の目的は、個々のアクティビティを調べることではなく、組織で発生しているグループ レベルの傾向を認識することです。 ヘッダー レベルのメタデータが使用され、メールの本文やメールの添付ファイルなどのコンテンツは使用されません。

Workplace Analytics の機能は、既定で非個人用情報であり、最低 5 人の従業員というしきい値がありますが、必要に応じて高く設定できます。

詳細情報

Workplace Analytics のセットアップ