PeekConsoleInput 関数
指定したコンソール入力バッファーからデータをバッファーから削除せずに読み取ります。
BOOL WINAPI PeekConsoleInput(
_In_ HANDLE hConsoleInput,
_Out_ PINPUT_RECORD lpBuffer,
_In_ DWORD nLength,
_Out_ LPDWORD lpNumberOfEventsRead
);
hConsoleInput [in]
コンソール入力バッファへのハンドル。 ハンドルには、GENERIC_READ アクセス権があります。 詳細については、「コンソール バッファーのセキュリティとアクセス権」を参照してください。
lpBuffer [out]
入力バッファー データを受信する INPUT_RECORD 構造体の配列へのポインター。
nLength [in]
lpBuffer パラメーターが指す配列のサイズ (配列要素)。
lpNumberOfEventsRead [out]
読み込まれた入力レコードの数を受け取る変数へのポインター。
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
要求されたレコードの数がバッファー内で使用可能なレコードの数を超える場合は、使用可能な数が読み取られます。 使用できるデータがない場合、関数はすぐに返されます。
この関数では、Unicode 文字またはコンソールの現在のコード ページの 8 ビット文字が使用されます。 コンソールのコード ページには、最初はシステムの OEM コード ページが既定で設定されます。 コンソールのコード ページを変更するには、SetConsoleCP または SetConsoleOutputCP 関数を使用します。 従来のユーザーは、chcp または mode con cp select= コマンドを使用することもできますが、それは新規の開発ではお勧めできません。
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー | ConsoleApi.h (WinCon.h 経由、Windows.h をインクルード) |
ライブラリ | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |
Unicode 名と ANSI 名 | PeekConsoleInputW (Unicode) と PeekConsoleInputA (ANSI) |