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GraphicsPath::AddPath メソッド (gdipluspath.h)

GraphicsPath::AddPath メソッドは、このパスにパスを追加します。

構文

Status AddPath(
  [in] const GraphicsPath *addingPath,
  [in] BOOL               connect
);

パラメーター

[in] addingPath

型: const GraphicsPath*

追加するパスへのポインター。

[in] connect

種類: BOOL

追加されたパスの最初の図形がこのパスの最後の図の一部であるかどうかを示す BOOL 値。

TRUE

追加されたパスの最初の図形がこのパスの最後の図の一部であることを指定します (可能な場合)。

FALSE

追加されたパスの最初の図形が、このパスの最後の図とは別であることを指定します。

戻り値

種類: 状態

メソッドが成功した場合は、 Status 列挙の要素である Ok を返します。

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

注釈

connect パラメーターの値が TRUE の場合でも、このメソッドは、このパスの最後の図の追加されたパス部分の最初の図を作成できない場合があります。 これらの数字のいずれかが閉じている場合は、別々の数字のままである必要があります。

次の例では、path1 と path2 という 2 つの GraphicsPath オブジェクトを作成します。 このコードでは、円弧とベジエ スプラインで構成される開いた図形を各パスに追加します。 このコードでは、path1GraphicsPath::AddPath メソッドを呼び出して、path2path1 に追加します。 2 番目の引数は TRUE で、4 つの項目 (2 つの円弧と 2 つのベジエ スプライン) がすべて同じ図に属することを指定します。

VOID AddPathExample(HDC hdc)
{
   Graphics graphics(hdc);

   GraphicsPath path1;
   path1.AddArc(10, 10, 50, 20, 0.0f, 150.0f);
   path1.AddBezier(10, 50, 60, 50, 10, 80, 60, 80);
   
   GraphicsPath path2;
   path2.AddArc(10, 110, 50, 20, 0.0f, 150.0f);
   path2.AddBezier(10, 150, 60, 150, 10, 180, 60, 180);
 
   path1.AddPath(&path2, TRUE);

   Pen pen(Color(255, 0, 0, 255));
   graphics.DrawPath(&pen, &path1);
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdipluspath.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

こちらもご覧ください

AddEllipse メソッド

AddRectangle メソッド

領域を使用したクリッピング

パスの作成および描画

パス グラデーションの作成

Graphicspath

パス