GraphicsPath::IsOutlineVisible(REAL,REAL,constPen*,constGraphics*) メソッド (gdipluspath.h)

GraphicsPath::IsOutlineVisible メソッドは、指定した Graphics オブジェクトと指定したペンでパスを描画するときに、指定したポイントがこのパスの輪郭に触れるかどうかを決定します。

構文

BOOL IsOutlineVisible(
  [in] REAL           x,
  [in] REAL           y,
  [in] const Pen      *pen,
  [in] const Graphics *g
);

パラメーター

[in] x

種類: REAL

テストする点の x 座標を指定する実数。

[in] y

種類: REAL

テストする点の x 座標を指定する実数。

[in] pen

種類: const Pen*

Pen オブジェクトへのポインター。 このメソッドは、このペンによって描画されるパス アウトラインにテスト ポイントが接触するかどうかを決定します。 幅の広いペンで描画されたアウトラインに、狭いペンで描画されたアウトラインにタッチする点が多くなります。

[in] g

型: const Graphics*

省略可能。 ワールドからデバイスへの変換を指定する Graphics オブジェクトへのポインター。 このパラメーターの値が NULL の場合、テストはワールド座標で行われます。それ以外の場合、テストはデバイス座標で行われます。 既定値は NULL です。

戻り値

種類: BOOL

テスト ポイントがこのパスのアウトラインに触れると、このメソッドは TRUE を返します。それ以外の場合は、 FALSE を返します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdipluspath.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

関連項目

領域でのクリッピング

パスの作成および描画

パス グラデーションの作成

グラフィックス

Graphicspath

IsOutlineVisible メソッド

IsVisible メソッド

パス

ペン

ペン、直線、および四角形

Pointf

ペンの幅と配置の設定