GraphicsPath::SetMarker メソッド (gdipluspath.h)

GraphicsPath::SetMarker メソッドは、このパスの最後のポイントをマーカー ポイントとして指定します。

構文

Status SetMarker();

戻り値

種類: 状態

メソッドが成功した場合は、 Status 列挙体の要素である Ok を返します。

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

注釈

GraphicsPath オブジェクトには、ポイントの配列と型の配列があります。 型の配列内の各要素は、ポイント型と、ポイントの配列内の対応する要素のフラグのセットを指定するバイトです。 使用可能なポイントの種類とフラグは、 PathPointType 列挙に一覧表示されます。

パスに線、曲線、または図形を追加するたびに、ポイント配列と型配列が展開されます。 GraphicsPath::SetMarker を呼び出すと、型配列の最後のバイトにマーカー フラグが配置されます。 このフラグは、ポイント配列の最後のポイントをマーカー ポイントとして指定します。

マーカーはパスをセクションに分割します。 GraphicsPathIterator オブジェクトを使用すると、パスの選択したセクションを描画できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdipluspath.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

こちらもご覧ください

領域でのクリッピング

パスの作成および描画

パス グラデーションの作成

Graphicspath

GraphicsPath::CloseFigure

GraphicsPath::GetPathTypes

GraphicsPath::StartFigure

GraphicsPathIterator

GraphicsPathIterator::NextMarker メソッド

GraphicsPathIterator::NextSubpath メソッド

パス