ファイルの管理

アプリケーション ファイルの転送を有効にするため、COMREPL はソースとターゲット上のファイル システム フォルダーのセットを自動的に管理します。 これらの COMREPL フォルダーはすべて、%systemdir%\com\replication がルートになっています。

ソース フォルダー

Folder 目的
ReplicaSource
準備フェーズ中にエクスポートされたアプリケーションは、ここに格納されます。
このフォルダーは、特定のソース コンピューターに対して準備フェーズが実行されるたびに上書きされます。 このフォルダーが明示的に削除されることはないため、ソースの準備後にいつでもターゲットへのレプリケーションを実行できます。
各アプリケーションは、<appName>+<appID> という名前の独自のサブフォルダーに格納されます。

対象フォルダー

Folder 目的
ReplicaNew
コピー フェーズでは、ソース上の ReplicaSource からターゲットの ReplicaNew にすべてのファイルとサブフォルダーがコピーされます。 ReplicaNew の以前の内容は、コピー フェーズが特定のターゲットに対して実行されるたびに削除されます。
このフォルダーは、レプリケーション プロセスの実行中にのみ存在します。 (ReplicaCurrent を参照)。
ReplicaCurrent
ターゲットに現在インストールされているレプリケートされたアプリケーションは、ここに格納されます。
インストール フェーズが開始されると、ReplicaNew フォルダーの名前が ReplicaCurrent に変更されます。 既存の ReplicaCurrent フォルダーがある場合、ReplicaOld に名前が変更されます。 既存の ReplicaOld フォルダーがある場合、その内容は削除されます。
ReplicaOld
最後のレプリケーションの次にインストールされたアプリケーション ファイルを保存します。 これらのファイルは、バックアップ目的でのみ保存されます。

ログ記録とエラー レポート

レプリケーション フェーズ

COMREPL の使用

レプリケート対象