レプリケーション フェーズ

COMREPL は、3 つのフェーズで処理を行います。 レプリケーション プロセスは、次の 2 つの理由で異なるフェーズに分割されます。

  • ソースを準備するために実行される処理と、各ターゲットで実行される処理を分離するには
  • ソースからすべてのデータが取得されるまでターゲットの変更を遅延させるには

レプリケーション フェーズは次のとおりです。

フェーズ 説明
準備フェーズ インストールされたすべてのアプリケーションをソース コンピューターにローカルからエクスポートします。 このフェーズでは、ターゲットの構成は操作しません。
コピー フェーズ ターゲット コンピューターにデータをコピーします。 ソースにエクスポートされたすべてのアプリケーションがターゲットにコピーされます。 これはファイル コピー操作です。 (「ファイル管理」を参照)。さらに、この手順では、エクスポートされたアプリケーション ファイル (アプリケーション ID など) 内のカプセル化されていないデータをソース コンピューターから取得します。 このデータは、COMREPL 内のメモリに保持されます。 このフェーズでは、ターゲット コンピューターの構成は操作しません。
インストール フェーズ ターゲット コンピューターにソース カタログをインストールします。 この手順を開始すると、ターゲットを再構成するのに必要なすべてのデータがターゲットのファイル システム内のアプリケーション ファイル内に配置されるか、COMREPL 内のインスタンス データとして保持されます。 このフェーズでは、ソースからコピーされたアプリケーションをインストールする前に、ターゲットにインストールされたすべてのアプリケーション (「レプリケート対象」で説明されているアプリケーションを除く) が削除されます。 COMREPL は、ターゲット単位でインストール スレッドを使用することにより、複数のターゲットに同時にインストールします。

 

ファイルの管理

ログ記録とエラー レポート

COMREPL の使用

レプリケート対象