ICE 105
ユーザー単位のコンテキストにおけるインストールの一連の要件に対してパッケージを検証します。 ICE 105 では、二重目的パッケージを検証することもできます。 二重目的パッケージを使用すると、ユーザーは、アプリケーションをユーザー単位のコンテキストでインストールするか、マシン単位のコンテキストでインストールするかを選択できます。 二重目的パッケージの開発については、「単一パッケージの作成」を参照してください。
ICE 105 では、パッケージの次の検証を実行します。
- 昇格された特権で実行するようにマークされているカスタム アクションが、CustomAction テーブルに含まれていないことを確認します。 昇格されたカスタム アクションの詳細については、「カスタム アクション セキュリティ」を参照してください。
- Directory テーブルに次のシステム フォルダープロパティが含まれていないことを確認します。
- パッケージで、共通言語ランタイム アセンブリがグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) にインストールされないことを確認します。グローバル アセンブリ キャッシュへのアセンブリのインストールの詳細については、「パッケージへのアセンブリの追加」および「共通言語ランタイム アセンブリのインストール」を参照してください。
- ODBCDataSource テーブルを調べて、パッケージにデータ ソースがインストールされていないことを確認します。
- ServiceInstall テーブルを調べて、パッケージにサービスがインストールされていないことを確認します。
- Registry テーブルで HKEY_LOCAL_MACHINE キーの下にエントリを書き込まないことを確認します。
Windows インストーラー 4.5 以前: サポートされていません。 この ICE は、Windows インストーラー 5.0 以降で使用できます。