Msv2 および Mdsv2 シリーズのミディアム メモリ
適用対象: ✔️ Linux VM ✔️ Windows VM ✔️ フレキシブル スケール セット ✔️ 均一スケール セット
Msv2 および Mdsv2 ミディアム メモリ VM シリーズには、全コア ベース周波数 2.7 GHz、シングル コア ターボ周波数 4.0 GHz の、Intel® Xeon® Platinum 8280 (Cascade Lake) プロセッサが搭載されています。 これらの VM により、ローカル ディスクありとディスクなしのオプションで柔軟性が向上します。 また、最大で 192 の vCPU、4 TiB のメモリにまで拡張できる、より多くの CPU とメモリを備えた、新しい一連の分離された VM サイズにアクセスできます。
Note
Msv2 および Mdsv2 ミディアム メモリ VM は第 2 世代のみです。 第 2 世代仮想マシンの詳細については、「Azure での第 2 世代 VM のサポート」を参照してください。 Standard_M192is_v2、Standard_M192ims_v2、Standard_M192ids_v2、Standard_M192idms_v2 は 2027 年 3 月 31 日に廃止される予定です。
Premium Storage: サポートされています
Premium Storage キャッシュ: サポートされています
ライブ マイグレーション: 制限付きサポート
メモリ保持更新: サポートされていません
VM 世代サポート: 第 2 世代
書き込みアクセラレータ: サポートされています
高速ネットワーク:サポートされています
エフェメラル OS ディスク: Mdsv2 でサポートされています
入れ子になった仮想化: サポートされていません
Msv2 ミディアム メモリ (ディスクなし)
| サイズ | vCPU | メモリ:GiB | 一時ストレージ (SSD) GiB | 最大データ ディスク数 | キャッシュが無効な場合の最大ディスク スループット: IOPS/MBps | キャッシュ不使用時のバースト ディスク スループット (IOPS/MBps)1 | 最大 NIC 数 | 予想されるネットワーク エグレス帯域幅 (Mbps) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Standard_M32ms_v2 | 32 | 875 | 0 | 32 | 20000/500 | 40000/1000 | 8 | 8000 |
| Standard_M64s_v2 | 64 | 1024 | 0 | 64 | 40000/1000 | 80000/2000 | 8 | 16000 |
| Standard_M64ms_v2 | 64 | 1792 | 0 | 64 | 40000/1000 | 80000/2000 | 8 | 16000 |
| Standard_M128s_v2 | 128 | 2048 | 0 | 64 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M128ms_v2 | 128 | 3892 | 0 | 64 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M192is_v22 | 192 | 2048 | 0 | 64 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M192ims_v2 | 192 | 4096 | 0 | 64 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
1 Msv2 および Mdsv2 ミディアム メモリの仮想マシンは、一度に最大 30 分間、ディスク パフォーマンスを バースト できます。
2 Ultra Disk または Premium SSD V2 を Standard_M192is_v2 に接続すると、Standard Premium ディスクよりも高い IOP と MBps が得られます。
- キャッシュされていない Ultra Disk と Premium SSD V2 の最大スループット (IOPS/MBps): 120000/2000
- キャッシュされていない Ultra Disk と Premium SSD V2 ディスクの最大バースト スループット (IOPS/MBps): 120000/4000
Mdsv2 ミディアム メモリ (ディスクあり)
| サイズ | vCPU | メモリ:GiB | 一時ストレージ (SSD) GiB | 最大データ ディスク数 | キャッシュが有効な場合および一時ストレージの最大スループット: IOPS/MBps | バースト キャッシュと一時記ストレージのスループット: IOPS/MBps1 | キャッシュが無効な場合の最大ディスク スループット: IOPS/MBps | キャッシュ不使用時のバースト ディスク スループット (IOPS/MBps)1 | 最大 NIC 数 | 予想されるネットワーク エグレス帯域幅 (Mbps) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Standard_M32dms_v2 | 32 | 875 | 1024 | 32 | 40000/400 | 40000/1000 | 20000/500 | 40000/1000 | 8 | 8000 |
| Standard_M64ds_v2 | 64 | 1024 | 2048 | 64 | 80000/800 | 80000/2000 | 40000/1000 | 80000/2000 | 8 | 16000 |
| Standard_M64dms_v2 | 64 | 1792 | 2048 | 64 | 80000/800 | 80000/2000 | 40000/1000 | 80000/2000 | 8 | 16000 |
| Standard_M128ds_v2 | 128 | 2048 | 4096 | 64 | 160000/1600 | 250000/4000 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M128dms_v2 | 128 | 3892 | 4096 | 64 | 160000/1600 | 250000/4000 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M192ids_v2 | 192 | 2048 | 4096 | 64 | 160000/1600 | 250000/4000 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
| Standard_M192idms_v2 | 192 | 4096 | 4096 | 64 | 160000/1600 | 250000/4000 | 80000/2000 | 80000/4000 | 8 | 30000 |
1 Msv2 および Mdsv2 ミディアム メモリの仮想マシンは、一度に最大 30 分間、ディスク パフォーマンスを バースト できます。
サイズ表の定義
ストレージ容量は GiB (1024^3 バイト) 単位で示されています。 GB (1000^3 バイト) 単位のディスクと GiB (1024^3 バイト) 単位のディスクを比較する場合は、GiB 単位の方が容量の数値が小さく見えることに注意してください。 たとえば、1023 GiB = 1098.4 GB です。
ディスク スループットの測定単位は、1 秒あたりの入力/出力操作数 (IOPS) および MBps です (MBps = 10^6 バイト/秒)。
データ ディスクは、キャッシュを有効にしたモードでも無効化したモードでも動作します。 キャッシュを有効にしたデータ ディスクの操作では、ホスト キャッシュ モードは ReadOnly または ReadWrite に設定されています。 キャッシュを無効にしたデータ ディスクの操作では、ホスト キャッシュ モードは Noneに設定されています。
VM の最高のストレージ パフォーマンスを得る方法については、「仮想マシンとディスクのパフォーマンス」を参照してください。
想定ネットワーク帯域幅は、すべての宛先について、すべての NIC で VM の種類ごとに割り当てられた最大集約帯域幅です。 詳しくは、「仮想マシンのネットワーク帯域幅」を参照してください。
上限は保証されていません。 制限は、目的のアプリケーションに適した VM の種類を選択するためのガイダンスを示しています。 実際のネットワークのパフォーマンスは、ネットワークの輻輳、アプリケーションの負荷、ネットワーク設定などのさまざまな要因に左右されます。 ネットワーク スループットの最適化については、「Azure 仮想マシンのネットワーク スループットの最適化」を参照してください。 Linux または Windows で想定ネットワーク パフォーマンスを実現するには、特定のバージョンの選択または VM の最適化が必要になる場合があります。 詳細については、「帯域幅/スループットのテスト (NTTTCP)」を参照してください。
その他のサイズと情報
料金計算ツール: 料金計算ツール
次のステップ
Azure コンピューティング ユニット (ACU) を確認することで、Azure SKU 全体の処理性能を比較できます。