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パーティの解決パイプライン コンポーネントを構成する方法

パーティの解決パイプライン コンポーネントは、クライアントのユーザー セキュリティ ID および証明書のサブジェクトを BizTalk Server パーティにマップするために使用されます。 マッピングを使用して、BizTalk Server にメッセージを送信したパーティの認証を行います。 パートナー管理の詳細については、「契約の作成」を参照してください。

Note

パーティの解決パイプライン コンポーネントで Windows ユーザーを検証できるようにするには、パーティに WindowsUser エイリアスを追加する必要があります。 詳細については、「 パーティ解決パイプライン コンポーネント」を参照してください。

パーティの解決パイプライン コンポーネントのプロパティを構成するには

  1. パーティの解決パイプライン コンポーネントを、受信パイプラインの [パーティの解決] ステージにドラッグします。

  2. プロパティ ウィンドウの [パイプライン コンポーネントのプロパティ] セクションで、次の操作を行います。

    プロパティ 目的
    [証明書によるパーティの解決] メッセージの受信元のパーティからの署名証明書の拇印に基づいてパーティ解決を有効にする場合は 、True に 設定します。

    既定値: True
    SID によるパーティの解決 送信者のアカウントのセキュリティ識別子 (SID) に基づいてパーティを解決する場合は、True に設定します。

    両方のプロパティが True に設定されている場合、 証明書 と SID の両方が使用可能な場合は、証明書のサブジェクトが使用されることを意味する、証明書 によってパーティの解決 プロパティが優先されます。 証明書のサブジェクトを使用してパーティを解決できない場合、コンポーネントは SID によるパーティ解決 プロパティにフォールバックせず、BTS の既定値 (s-1-5-7) がスタンプされます 。SourcePartyID

    既定値: True

Note

BizTalk メッセージ キュー アダプターを使用していて、ユーザー名に基づいてパーティを解決する場合は、[証明書によるパーティの解決] を False に設定し、SID でパーティを解決するを True に設定します

参照

パーティの解決パイプライン コンポーネント
ネイティブ パイプライン コンポーネントの構成
カスタム パーティの解決 (BizTalk Server サンプル)