Publication クラス

定義

Publication クラスは、TransPublication クラスと MergePublication クラスの、派生元の基本クラスです。

public ref class Publication abstract : Microsoft::SqlServer::Replication::ReplicationObject
public abstract class Publication : Microsoft.SqlServer.Replication.ReplicationObject
type Publication = class
    inherit ReplicationObject
Public MustInherit Class Publication
Inherits ReplicationObject
継承
派生

注釈

リモート ディストリビューターを使用するパブリッシャーを構成する場合は、 SnapshotGenerationAgentProcessSecurityを含むすべてのプロパティに指定された値がディストリビューターにプレーンテキストとして送信されます。 Create メソッドまたは CreateSnapshotAgent メソッドを呼び出す前に、パブリッシャーとリモート ディストリビューターの間の接続を暗号化する必要があります。 詳細については、「 sp_changemergepublication (Transact-SQL)」を参照してください。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

コンストラクター

Publication()

Publication クラスの新しいインスタンスを作成します。

プロパティ

AltSnapshotFolder

パブリケーションのスナップショット ファイルの代替場所を取得します。値の設定も可能です。

Attributes

パブリケーション属性を取得します。値の設定も可能です。

CachePropertyChanges

レプリケーション プロパティに加えられた変更をキャッシュするか、またはすぐに適用するかを取得します。値の設定も可能です。

(継承元 ReplicationObject)
CompatibilityLevel

参照先のパブリケーションでサポートできるサブスクライバーで実行されている Microsoft SQL Serverの最も古いバージョンを取得または設定します。

ConflictRetention

競合するデータ行が競合テーブルに保持される日数を取得します。値の設定も可能です。

ConnectionContext

Microsoft SQL Server のインスタンスへの接続を取得または設定します。

(継承元 ReplicationObject)
CreateSnapshotAgentByDefault

パブリケーションが作成されるときにスナップショット エージェント ジョブが自動的に追加されるかどうかを取得します。値の設定も可能です。

DatabaseName

パブリケーション データベースの名前を取得します。値の設定も可能です。

Description

パブリケーションの説明テキストを取得します。値の設定も可能です。

FtpAddress

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバー コンピューターのアドレスを取得します。値の設定も可能です。

FtpLogin

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバーへの接続に使用するログインを取得します。値の設定も可能です。

FtpPassword

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバーへの接続に使用するログインのパスワードを設定します。

FtpPort

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバー コンピューターのポートを取得します。値の設定も可能です。

FtpSubdirectory

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバー コンピューター上のサブディレクトリを取得します。値の設定も可能です。

HasSubscription

パブリケーションに 1 つ以上のサブスクリプションがあるかどうかを取得します。

IsExistingObject

サーバーにオブジェクトが存在するかどうかを取得します。

(継承元 ReplicationObject)
Name

パブリケーションの名前を取得します。値の設定も可能です。

PostSnapshotScript

初期スナップショットがサブスクライバーに適用された後に実行される Transact-SQL スクリプト ファイルの名前と完全パスを取得または設定します。

PreSnapshotScript

初期スナップショットがサブスクライバーに適用される前に実行される Transact-SQL スクリプト ファイルの名前と完全パスを取得または設定します。

PubId

パブリケーションを一意に識別する値を取得します。

ReplicateDdl

データ定義言語 (DDL) の変更をレプリケートするかどうかを決定する DDL レプリケーション オプションを取得します。値の設定も可能です。

RetentionPeriod

サブスクリプションがパブリケーションと同期されていない場合に、サブスクリプションの有効期限が切れるまでの時間を取得します。値の設定も可能です。

SecureFtpPassword

ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバーへの接続に使用するログインのパスワードを SecureString オブジェクトとして設定します。

SnapshotAgentExists

このパブリケーションの初期スナップショットを生成するSQL Server エージェント ジョブが存在するかどうかを取得します。

SnapshotGenerationAgentProcessSecurity

スナップショット エージェント ジョブを実行する Windows アカウントを設定するオブジェクトを取得します。

SnapshotGenerationAgentPublisherSecurity

パブリッシャーに接続するためにスナップショット エージェントが使用するセキュリティ コンテキストを取得します。

SnapshotJobId

現在のパブリケーションのスナップショット エージェント ジョブ ID を取得します。

SnapshotMethod

初期スナップショットのデータ ファイル形式を取得します。値の設定も可能です。

SnapshotSchedule

現在のパブリケーションのスナップショット エージェントのスケジュールを設定するオブジェクトを取得します。

SqlServerName

このオブジェクトが接続されている Microsoft SQL Server インスタンスの名前を取得します。

(継承元 ReplicationObject)
Status

パブリケーションの状態を取得します。値の設定も可能です。

Type

パブリケーションの種類を取得または設定します。

UserData

ユーザーが独自のデータをオブジェクトにアタッチすることを許可するオブジェクト プロパティを取得します。値の設定も可能です。

(継承元 ReplicationObject)

メソッド

CheckValidCreation()

有効なレプリケーションの作成を確認します。

(継承元 ReplicationObject)
CheckValidDefinition(Boolean)

有効な定義であるか確認するかどうかを示します。

CommitPropertyChanges()

キャッシュされたすべてのプロパティ変更ステートメントを Microsoft SQL Server のインスタンスに送信します。

(継承元 ReplicationObject)
Create()

パブリケーションを作成します。

CreateSnapshotAgent()

パブリケーションの初期スナップショットを生成するために使用されるSQL Server エージェント ジョブを作成します (このジョブがまだ存在しない場合)。

Decouple()

参照先のレプリケーション オブジェクトをサーバーから切断します。

(継承元 ReplicationObject)
EnumArticles()

パブリケーション内のアーティクルを返します。

EnumPublicationAccesses(Boolean)

パブリッシャーに対するアクセス権を持つログインを返します。

EnumSubscriptions()

パブリケーションをサブスクライブするサブスクリプションを返します。

GetChangeCommand(StringBuilder, String, String)

レプリケーションの変更コマンドを返します。

(継承元 ReplicationObject)
GetCreateCommand(StringBuilder, Boolean, ScriptOptions)

レプリケーションの作成コマンドを返します。

(継承元 ReplicationObject)
GetDropCommand(StringBuilder, Boolean)

レプリケーションの削除コマンドを返します。

(継承元 ReplicationObject)
GrantPublicationAccess(String)

パブリケーション アクセス リスト (PAL) に指定したログインを追加します。

InternalRefresh(Boolean)

レプリケーションで内部更新を開始します。

(継承元 ReplicationObject)
Load()

サーバーから既存のオブジェクトのプロパティを読み込みます。

(継承元 ReplicationObject)
LoadProperties()

サーバーから既存のオブジェクトのプロパティを読み込みます。

(継承元 ReplicationObject)
Refresh()

オブジェクトのプロパティを再度読み込みます。

(継承元 ReplicationObject)
Remove()

既存のパブリケーションを削除します。

Remove(Boolean)

ディストリビューターにアクセスできない場合でも、既存のパブリケーションを削除します。

ReplicateUserDefinedScript(String)

ユーザー定義スクリプトの実行を、指定したパブリケーションのサブスクライバーにレプリケートします。

RevokePublicationAccess(String)

パブリケーション アクセス リスト (PAL) から指定したログインを削除します。

Script(ScriptOptions)

スクリプト オプションで指定されたパブリケーションを再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。

StartSnapshotGenerationAgentJob()

パブリケーションの初期スナップショットを生成するジョブを開始します。

StopSnapshotGenerationAgentJob()

実行中のスナップショット エージェント ジョブの停止を試みます。

適用対象