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ターミナル ロガーが既定

すべての「対話型」ターミナル セッションで、ターミナル ロガーが既定で有効になりました。 ターミナル ロガーは、コンソール ロガーとは異なる方法でビルドのコンソール出力を書式設定します。 ターミナル ロガーの詳細については、「dotnet build」オプション (具体的には --tl オプション) を参照してください。

以前の動作

dotnet build とその他のビルド関連の CLI コマンドでは、ユーザー駆動型ビルドに既定で「最小」詳細度の MSBuild コンソール ロガーが使用されています。

新しい動作

ターミナルでさまざまなレイアウト機能と色付け機能がサポートされている場合、dotnet build とその他のビルド関連の CLI コマンドでは、ユーザーによってトリガーされるビルドに既定でターミナル ロガーが使用されます。 コマンドがシェル スクリプトの一部であるか、入力または出力が何らかの方法でリダイレクトされている場合、またはターミナル ロガーが備える拡張レイアウト機能の一部をターミナルがサポートしていない場合、ターミナル ロガーは使用されません。

導入されたバージョン

.NET 9 Preview 1

破壊的変更の種類

この変更は、動作変更です。

変更理由

ビルドの進行状況に関するターミナル ロガーの出力は、コンソール ロガーの出力よりも情報密度が高く、実用的です。 MSBuild チームは、.NET 9 リリース サイクルの早い段階でターミナル ロガーを使用することを推奨し、この機能の品質と機能に関するフィードバックを収集する時間を設けたいと考えています。

コンソール ロガーに戻す必要がある場合は、次の方法でターミナル ロガーを無効にできます。

  • 特定のコマンドに対してターミナル ロガーを無効にするには、コマンド ラインまたは MSBuild 応答ファイルを使用して --tl:off を指定します。
  • すべてのコマンドに対してターミナル ロガーを無効にするには、MSBUILDTERMINALLOGGER 環境変数を off に設定します。

影響を受ける API

N/A

関連項目