オブジェクトは、Object データ型として宣言された変数に代入されます。
変数を Object
として宣言した場合、コンパイラでは遅延バインディングを実行する必要があり、これによって実行時に余分な処理が発生します。 また、アプリケーションで実行時エラーが発生する可能性があります。 たとえば、Object
変数に Form を代入し、XmlDocument.NameTable プロパティにアクセスしようとすると、Form クラスが NameTable
プロパティを公開しないため、ランタイムで MemberAccessException がスローされます。
変数を特定の型として宣言する場合、コンパイラではコンパイル時に事前バインディングを実行できます。 これにより、パフォーマンスが向上し、特定の型のメンバーへのアクセスが制御され、コードが読みやすくなります。
既定では、このメッセージは警告です。 警告を非表示にする方法や、警告をエラーとして扱う方法の詳細については、「 Configuring Warnings in Visual Basic」をご覧ください。
エラー ID: BC42017
- 可能であれば、変数を特定の型として宣言します。
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