キー タスク : 仕入先ポータルへのユーザー アクセスを手動設定
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
一部の組織では、Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータル ポータルの仕入先ポータルへの仕入先ユーザーのアクセスを管理するためにユーザー要求プロセスは使用されません。代わりに、システム管理者がユーザー管理タスクを手動で実行します。このような場合、システム管理者は、仕入先ユーザーの作成、仕入先ユーザー プロファイルの設定、ユーザーのアクセス許可の割り当てを実行する必要があります。
Microsoft Dynamics Ax では、さまざまな認証方法がサポートされています。ただし、仕入先のユーザーのアクセスを管理するためにユーザー要求のプロセスを使用していない場合は、Active Directory Domain Services (AD DS) 認証を使用する必要があります。AD DS 認証を使用するには、Microsoft Dynamics Ax で、仕入先の連絡担当者の AD DS ユーザー アカウントを設定する前に、それらのアカウントを作成する必要があります。ユーザーを AD DS グループに追加する方法については、Microsoft TechNet を参照してください。
このトピックでは、仕入先ポータルへのユーザー アクセスを制御するためにユーザー要求プロセスを使用していない場合に仕入先ユーザーを設定するために実行する必要がある手順について説明します。
操作を選択してください。
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仕入先会社の連絡先に対して Microsoft Dynamics AX ユーザーを作成します。
Microsoft Dynamics AX の仕入先ユーザーを仕入先の会社に関連付けます
仕入先のロールへの仕入先の連絡担当者の割り当て
仕入先ポータルのユーザーを無効化
フォームのヘルプを検索する
関連タスクを検索する
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このトピックで説明した概念に関する詳細情報を検索するには、これらのリンクをクリックします。
エンタープライズ ポータルを仕入先要求用にコンフィギュレーションする
仕入先会社の連絡先に対して Microsoft Dynamics AX ユーザーを作成します。
仕入先がその仕入先のプロファイルを更新し、仕入先ポータルでトランザクションを実行できるようにします。仕入先の場所の連絡先は、これらのタスクを実行する前に、Microsoft Dynamics Axのユーザーである必要があります。
システム管理 >共通 >ユーザー >ユーザー をクリックします。 Ctrl + N キーを押して、新しいユーザーを作成します。
重要
初期化チェックリストでの作業中に Microsoft Dynamics Ax で新しいユーザーを作成する場合、ユーザーを追加する前に必ずライセンス情報を入力してください。ライセンス情報を入力する前にユーザーを追加すると、そのユーザーにプログラム内の上位のアクセス許可 (管理者のアクセス許可) が付与される可能性があります。
"ユーザー" フォームにある [一般] クイック タブの [エイリアス] フィールドで、Active Directory Domain Services (AD DS) に格納されているのと同じ見込み仕入先の連絡担当者のユーザー エイリアスを入力します。
[ネットワーク ドメイン] フィールドに、ユーザーの AD DS ドメインを入力します。
[ユーザー ID] フィールドに、このユーザーの固有 ID を入力します。ユーザー ID の最大文字数は 5 文字です。
オプション: [ユーザー名] フィールドに、ユーザー名を入力します。
[既定の会社] フィールドで、このユーザーが Microsoft Dynamics Ax でアクセスできる法人を選択します。法人を選択しない場合、Microsoft Dynamics Ax では、管理者が現在ログオンしている法人を使用します。
注意
組織または業務の構造に合わせて Microsoft Dynamics Ax に複数の法人を設定している場合は、それぞれの法人に対するアクセス許可をユーザーに与える必要があります。
ユーザーが Microsoft Dynamics Ax へアクセスできるようにするには、[有効] を選択します。プログラムは、ユーザーが AD DS に登録済であるかどうかを確認します。未登録の場合、プログラムからエラーが返されます。
注意
[外部] チェック ボックスは読み取り専用です。外部ユーザーとは、Microsoft Dynamics AX のエンタープライズ ポータル または Web ブラウザを使用して Microsoft Dynamics Ax にアクセスするユーザーのことです。『エンタープライズ ポータル 管理ガイド』の「Enable users to access Enterprise Portal」のトピックの説明どおりにユーザーが AD DS に格納されると、このオプションは自動的に設定されます。
Ctrl + S キーを押して変更を保存します。
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Microsoft Dynamics AX の仕入先ユーザーを仕入先の会社に関連付けます
これで、仕入先の連絡担当者が Microsoft Dynamics Ax ユーザーになります。また、その連絡担当者を外部関係として仕入先会社にリンクする必要があります。
注意
ユーザーは、1 つ以上のユーザー ロールに追加されるまで Microsoft Dynamics Ax にアクセスできません。
システム管理 >共通 >ユーザー >ユーザー関係 をクリックします。
"ユーザー関係" フォームの左ウィンドウで、仕入先ユーザーを選択します。
[外部関係] で、[追加] をクリックします。
[関係のタイプ] フィールドで、[仕入先] を選択します。
[法人] フィールドで、仕入先の連絡担当者が関連付けられる法人を選択します。
注意
仕入先については、仕入先が取引する組織の各法人の外部関係として追加する必要があります。
[名前] フィールドで、仕入先を選択します。
Ctrl + S キーを押して変更を保存します。
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仕入先のロールへの仕入先の連絡担当者の割り当て
仕入先の連絡担当者が Microsoft Dynamics Ax ユーザーであり、仕入先会社に関連付けられたユーザー プロファイルがあるため、仕入先を仕入先固有のロールに割り当てる必要があります。このロールにより、仕入先ポータルへのアクセス許可が仕入先に与えられます。
システム管理 >設定 >セキュリティ >ユーザーをロールに割り当てる をクリックします。
"ユーザーをロールに割り当てる" フォームの左ウィンドウで、[仕入先 (外部)] ロールを選択します。
[ロールに割り当てられたユーザー] ウィンドウで、[手動でのユーザーの割り当て/除外] をクリックします。
"ユーザーをロールに割り当てる、またはユーザーをロールから除外する" フォームで、ユーザーの一覧から仕入先ユーザーを選択し、[ロールに割り当て] をクリックします。次に、[閉じる] をクリックします。
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仕入先ポータルのユーザーを無効化
仕入先ポータルへの仕入先ユーザーのアクセス許可を削除することもできます。たとえば、仕入先の連絡担当者が会社を退職した場合にアクセス許可を削除します。
システム管理 >共通 >ユーザー >ユーザー をクリックします。
[アクション ウィンドウ] の[管理] グループで、[グリッドで編集] をクリックします。
"ユーザー" フォームで、ユーザーの一覧から仕入先ユーザーを選択し、[有効] チェック ボックスをオフにします。
注意
仕入先ユーザーに Microsoft Dynamics Ax クライアントまたは エンタープライズ ポータル Web ポータルにアクセスできる外部ロールが仕入先ユーザーに追加されていない場合にのみ、仕入先ユーザーを無効にします。たとえば、ユーザーは、顧客ポータルまたは従業員サービス ポータルにアクセスできる場合があります。このような場合、仕入先ユーザーの [仕入先 (外部) ] ロールを削除し、[仕入先 (外部) ] ロールが割り当てられるユーザーの一覧からそのユーザーを削除する必要があります。
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