次の方法で共有


Azure SQL Database CDC ソースをイベントストリームに追加する (プレビュー)

この記事では、Azure SQL データベースの変更データ キャプチャ (CDC) ソースをイベントストリームに追加する方法について説明します。

Microsoft Fabric イベント ストリーム用の PostgreSQL データベースの変更データ キャプチャ (CDC) ソース コネクタを使用すると、PostgreSQL データベース内の現在のデータのスナップショットをキャプチャできます。 コネクタは、このデータに対する将来の行レベルの変更を監視し、記録します。 イベントストリームに変更がキャプチャされると、この CDC データをリアルタイムで処理し、Fabric 内のさまざまな宛先に送信して、さらに処理または分析することができます。

重要

Fabric イベント ストリームの拡張機能は現在プレビュー段階です。

Note

このソースは、ワークスペース容量の次のリージョンではサポートされていません: 米国西部 3スイス西部

前提条件

  • 投稿者以上の権限を持つ Fabric プレミアム ワークスペースへのアクセス権
  • Azure SQL データベースを備えた実行中の Azure SQL サーバー。
  • Azure Event Hubs と Azure SQL Database のリソースは、パブリックにアクセスでき、ファイアウォールの内側に配置されておらず、また Azure Virtual Network 内でセキュリティ保護されていない必要があります。
  • ストアド プロシージャ sys.sp_cdc_enable_db を実行して、Azure SQL データベースで CDC を有効にしました。 変更データ キャプチャを有効および無効にする

Azure SQL データベースでミラーリングを有効にしてはならないことに注意してください。

Note

1 つのイベントストリームでのソースと宛先の合計数は 11 個までです。

Azure SQL データベースで CDC を有効にする

  1. Azure portal に移動し、Azure SQL データベース を開き、[クエリ エディター] を選択します。 ログインするための認証方法を選びます。

    Azure SQL データベースを開くスクリーンショット。

  2. 次の SQL コマンドを実行して、データベースで CDC を有効にします。

    -- Enable Database for CDC
    EXEC sys.sp_cdc_enable_db;
    
    -- Enable CDC for a table using a gating role option
    EXEC sys.sp_cdc_enable_table
        @source_schema = N'dbo',
        @source_name   = N'MyTable',
        @role_name     = NULL
    GO
    
  3. クエリが正常に実行されると、Azure SQL データベースで CDC が有効になります。

    Azure SQL CDC を有効にするスクリーンショット。

Azure SQL データベース CDC をソースとして追加する

  1. [イベントストリーム]を選択して新しいイベントストリームを作成します。 [拡張機能 (プレビュー)] オプションが有効になっていることを確認します。

    新しいイベントストリームの作成を示すスクリーンショット。

  2. 次の画面で、外部ソースの追加を選択します。

    [外部ソースの追加] を選択したスクリーンショット。

Azure SQL データベース接続を構成します。

  1. [データ ソースの選択] 画面で、Azure SQL DB (CDC) を選択します

    Azure SQL DB (CDC) を選択するスクリーンショット。

  2. データ 接続ページで、新しい接続を選択します。

    **[新しい接続]** リンクが強調表示されているイベントの取得ウィザードの [接続] ページを示すスクリーンショット。

  3. [接続設定] セクションで、Azure SQL データベースの次の値を入力します。

    • Azure Portal からサーバー名を入力します

    • データベース: Azure portal から Azure SQL データベース名を入力します。

      [新しい接続] ページ の [接続設定] セクションを示すスクリーンショット。

  4. 下にスクロールし、[接続資格情報] セクションで、次の 手順に従います。

    • 接続名 には、接続の名前を入力します。

    • [認証の種類] で、[Basic] を選択します。

      Note

      現在、ファブリック イベント ストリームはBasic認証のみをサポートしています。

    • データベースで、[ユーザー名][パスワード] を入力します。

  5. 接続 を選択します。

    [新しい接続] ページの [接続資格情報] セクションを示すスクリーンショット。

  6. [接続]ページで、次の情報を入力します。

    • [すべてのテーブル] を選択するか、dbo.table1、dbo.table2 などのコンマで区切ったテーブル名を入力します
    • ポート の場合、既定値は 1433 で、変更できません。
  7. [次へ] を選択します。

    イベントの取得ウィザードの [接続] ページが入力されていることを示すスクリーンショット。

  8. [確認と作成] 画面で、概要を確認し、[追加] を選択します。

    [イベントの取得] ウィザードの [確認と作成] ページが入力されたことを示すスクリーンショット。

編集モードで Eventstream に追加された Azure SQL Database (CDC) ソースを確認できます。

[編集] ビューのストリーミング Azure SQL Database CDC ソースのスクリーンショット。

この新しく追加された Azure SQL Database CDC ソースを実装するには、[発行] を選択します。 これらの手順を完了すると、Azure SQL Database CDC ソースをライブ ビュー視覚化できるようになります。

ライブ ビューでの Azure SQL Database CDC ソースのストリーミングのスクリーンショット。

その他のコネクタ。