Name オブジェクト (Excel)
セル範囲に付けられている名前を表します。 名前には、組み込みの名前 (Database、Print_Area、Auto_Open など) またはユーザー定義の名前を使用できます。
Name オブジェクトは、Application、Workbook、Worksheet オブジェクトの Names コレクションのメンバーです。 単一の Name オブジェクトを返すには、名前 (index) を使用します。index は名前インデックス番号または定義された名前です。
インデックス番号は、コレクション内の名前の位置を示します。 名前は、 から z までのアルファベット順に配置され、大文字と小文字は区別されません。
Range オブジェクトは複数の名前を持つことができますが、Range オブジェクトの Names コレクションはありません。 セル範囲に付けられている名前のうち、順番の最も早い名前を取得するには、 Range オブジェクトの Name プロパティを使用します。
次の使用例は、アプリケーション コレクションの最初の名前のセル参照を表示します。
MsgBox Names(1).RefersTo
次の使用例は、mySortRange という名前を作業中のブックから削除します。
ActiveWorkbook.Names("mySortRange").Delete
名前自体の名前を取得したり、設定したりするには、Name プロパティを使用します。 次の使用例は、作業中のブックの最初の Name オブジェクトの名前を変更します。
Names(1).Name = "stock_values"
次の使用例は、ワークシート 1 のセル範囲 A1:B1 に付けられている最初の名前の Visible プロパティを設定します。
Worksheets(1).Range("a1:b1").Name.Visible = False
- Application
- カテゴリ
- CategoryLocal
- コメント
- Creator
- インデックス
- MacroType
- 名前
- NameLocal
- Parent
- RefersTo
- RefersToLocal
- RefersToR1C1
- RefersToR1C1Local
- RefersToRange
- ShortcutKey
- ValidWorkbookParameter
- 値
- Visible
- WorkbookParameter
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。