D3DXCreateEffectFromFile 関数
D3DXCreateEffectFromFile 関数
エフェクトの ASCII 記述またはバイナリ記述からエフェクトを作成する。
構文
HRESULT D3DXCreateEffectFromFile(
LPDIRECT3DDEVICE9 pDevice,
LPCSTR pSrcFile,
CONST D3DXMACRO* pDefines,
LPD3DXINCLUDE pInclude,
DWORD Flags,
LPD3DXEFFECTPOOL pPool,
LPD3DXEFFECT* ppEffect,
LPD3DXBUFFER *ppCompilationErrors
);
パラメータ
- pDevice
[in] エフェクトを作成するデバイスへのポインタ。「IDirect3DDevice9」を参照すること。 - pSrcFile
[in] ファイル名へのポインタ。この引数は、Unicode 文字列と ANSI 文字列の両方をサポートしている。「注意」を参照すること。 - pDefines
[in] プリプロセッサ マクロ定義の NULL で終わるオプションの配列。「D3DXMACRO」を参照すること。 - pInclude
[in] オプションのインターフェイス ポインタ ID3DXInclude。#include 擬似命令の処理に使う。この値に NULL を指定すると、#includes はファイルからコンパイルする場合は有効だが、リソースやメモリからコンパイルする場合はエラーとなる。 - Flags
[in] D3DXSHADER で識別されるコンパイル オプション。 - pPool
[in] 共有引数で使う ID3DXEffectPool オブジェクトへのポインタ。この値に NULL を指定すると、引数は共有されない。 - ppEffect
[out] コンパイルされたエフェクトが格納されたバッファへのポインタを返す。「ID3DXEffect」を参照すること。 - ppCompilationErrors
[out] コンパイル エラーの一覧が格納されたバッファへのポインタを返す。「ID3DXBuffer」を参照すること。
戻り値
成功した場合は、D3D_OK を返す。
失敗した場合は、次のいずれかの値を返す。
D3DERR_INVALIDCALL | メソッドの呼び出しが無効である。たとえば、メソッドの引数に無効な値が設定されている場合などである。 |
D3DXERR_INVALIDDATA | データが無効である。 |
E_OUTOFMEMORY | Microsoft® Direct3D® が呼び出しを完了するための十分なメモリを割り当てることができなかった。 |
注意
コンパイラ設定によって、関数のバージョンも決まる。Unicode を定義すると、関数呼び出しは D3DXCreateEffectFromFileW に解決される。それ以外の場合、ANSI 文字列が使われているので、関数呼び出しは D3DXCreateEffectFromFileA に解決される。
関数の情報
ヘッダー | d3dx9effect.h |
インポート ライブラリ | d3dx9.lib |
最低限のオペレーティング システム | Windows 98 |
参照