AccessControlEntryType 列挙体
トラスティのアクセス権の許可、拒否、または取り消しを行うかどうかを指定します。
<Serializable>
Public Enum AccessControlEntryType
[C#]
[Serializable]
public enum AccessControlEntryType
[C++]
[Serializable]
__value public enum AccessControlEntryType
[JScript]
public
Serializable
enum AccessControlEntryType
解説
AccessControlEntry クラスを使用してトラスティの新しいアクセス権を指定するときには、その EntryType プロパティを設定して権限を与えるか拒否するかを記述します。さらに、新しい権限を既存のリストに追加するか (アクセス権を追加または削除しているコンテキストにトラスティが既に存在する場合)、または過去に定義した権限を新しい権限によって上書きおよび削除するかを定義できます。
新しい Allow エントリを作成するときに、同じトラスティに既に Deny エントリが存在する場合は、このエントリが優先されるためその対処が必要です。同様に、新しい Deny エントリを作成するときには、既存の Allow エントリが既に存在しこのエントリが優先される可能性があります。アクセス権が適用される順序については AccessControlList のトピックを参照してください。
メンバ
メンバ名 | 説明 |
---|---|
Allow | トラスティが持つ既存の権限に新しい権限を追加するアクセス許可エントリ。 |
Deny | トラスティについて現在拒否されている権限に加え、指定された権限を拒否するアクセス拒否エントリ。 |
Revoke | 指定したトラスティから既存の許可された権限または拒否された権限を削除するエントリ。 |
Set | Allow に類似したアクセス許可エントリですが、新しいエントリでは指定した権限だけが許可されます。このアクセス許可エントリを使用すると、トラスティのすべての既存のアクセス拒否エントリを含む、任意の既存の権限が破棄されます。 |
必要条件
名前空間: System.Messaging
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: System.Messaging (System.Messaging.dll 内)
参照
System.Messaging 名前空間 | AccessControlEntry | MessageQueue.SetPermissions