定数と列挙型 (Visual Basic)
Visual Basic には、定義済みの定数および列挙型が開発者向けに多数用意されています。 定数に格納された値は、アプリケーションの実行中に変わることはありません。 複数の関連する定数を操作する場合や、複数の定数値に名前を関連付ける場合は、列挙型を使うと便利です。
条件付きコンパイルで利用できる定義済みの定数の一覧を次の表に示します。
定数 |
Description |
CONFIG |
構成マネージャーの [アクティブ ソリューション構成] ボックスの、現在の設定に対応する文字列 |
DEBUG |
[プロジェクトのプロパティ] ダイアログ ボックスで設定できる Boolean 値 既定では、プロジェクトの Debug 構成により、DEBUG が定義されます。 DEBUG を定義すると、Debug クラスのメソッドは出力ウィンドウに出力を生成します。 DEBUG を定義しない場合、Debug クラスのメソッドはコンパイルされず、デバッグ出力も生成されません。 |
TARGET |
プロジェクトの出力の種類、またはコマンド ラインの /target オプションの設定を表す文字列 TARGET には、次の値を指定できます。
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TRACE |
[プロジェクトのプロパティ] ダイアログ ボックスで設定できる Boolean 値 既定では、プロジェクトのすべての構成により、TRACE が定義されます。 TRACE を定義すると、Trace クラスのメソッドは出力ウィンドウに出力を生成します。 定義しない場合、Trace クラスのメソッドはコンパイルされず、Trace 出力も生成されません。 |
VBC_VER |
major.minor 形式で、Visual Basic バージョンを表す数。 Visual Basic 2005 のバージョン番号は 8.0 です。 |
印刷および表示の関数を呼び出すときに、実際の値の代わりにコード内で次の定数を使用できます。
定数 |
Description |
vbCrLf |
キャリッジ リターン文字とライン フィード文字の組み合わせ。 |
vbCr |
キャリッジ リターン文字。 |
vbLf |
ライン フィード文字。 |
vbNewLine |
改行文字。 |
vbNullChar |
Null 文字。 |
vbNullString |
長さ 0 の文字列 ("") とは異なります。外部プロシージャを呼び出す場合に使用します。 |
vbObjectError |
エラー番号。 ユーザー定義のエラー番号は、この値を超える値にする必要があります。 次に例を示します。 Err.Raise(Number) = vbObjectError + 1000 |
vbTab |
タブ文字。 |
vbBack |
バックスペース文字。 |
vbFormFeed |
Microsoft Windows では使用されていません。 |
vbVerticalTab |
Microsoft Windows では使用できません。 |
Visual Basic で提供されている列挙型について、次の表で説明します。
列挙型 |
Description |
Shell 関数を呼び出すときに、実行されるプログラムで使用するウィンドウ スタイルを示します。 |
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オーディオ関連のメソッドを呼び出すときに、サウンドの再生方法を示します。 |
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IsInRole メソッドを呼び出すときに、チェックするロールの種類を示します。 |
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CallByName 関数を呼び出すときに呼び出すプロシージャの種類を示します。 |
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比較関数を呼び出すときに、文字列を比較する方法を示します。 |
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FormatDateTime 関数を呼び出すときに、日付の表示方法を示します。 |
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日付関連の関数を呼び出すときに、日付の間隔の決定方法および形式を示します。 |
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削除対象のディレクトリ内にファイルまたはディレクトリが存在する場合の処理を指定します。 |
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財務関連のメソッドを呼び出すときに、支払い期日を示します。 |
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テキスト フィールドが区切られているのか、固定幅なのかを示します。 |
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ファイル アクセス用の関数を呼び出すときに、使用するファイル属性を示します。 |
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日付関連の関数を呼び出すときに使用する、1 週間の最初の日を示します。 |
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日付関連の関数を呼び出すときに使用する、1 年の最初の週を示します。 |
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メッセージ ボックスで押されたボタンを示します。MsgBox 関数から返されます。 |
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MsgBox 関数を呼び出すときに、表示するボタンを示します。 |
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ファイル アクセス用の関数を呼び出すときにファイルを開く方法を示します。 |
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ファイル アクセス用の関数を呼び出すときにファイルを開く方法を示します。 |
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ファイル アクセス用の関数を呼び出すときにファイルを開く方法を示します。 |
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ファイルを完全に削除するのか、ごみ箱に入れるのかを指定します。 |
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すべてのディレクトリまたは最上位レベルのディレクトリの、いずれを探索するのかを指定します。 |
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数値書式指定関数を呼び出すときに、ブール (Boolean) 値、または既定の設定を使用するかどうかを示します。 |
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操作中にユーザーが [キャンセル] ボタンをクリックしたときに実行する処理を指定します。 |
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ファイルまたはディレクトリをコピー、削除、または移動するときに、プログレス ダイアログ ボックスを表示するかどうかを指定します。 |
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VarType 関数が返すバリアント オブジェクトの型を示します。 |
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StrConv 関数を呼び出すときに実行する変換の種類を示します。 |