Office 365 レポート Web サービスで利用できる Exchange レポート
このトピックでは、Exchange Online を Office 365 サブスクリプションの一部として保有している管理者が Office 365 レポート Web サービスで利用可能なレポートについて説明します。これらのレポートおよびレポート Web サービスは、Exchange Server の社内サーバーでは利用できません。
ユーザーが使用可能なレポートは、組織内で許可されている管理者権限によって異なります。それぞれのユーザーが使用可能なレポートの一覧は各自の権限に依存しているため、それに応じてアプリケーションを適宜注意して調整してください。
最終更新日: 2016年11月9日
適用対象: Office 365
注意
完成した Reporting Web Service 記述文書を取得するには、次の URL を使用してください。パスの大文字と小文字は区別されません。
https://reports.office365.com/ecp/ReportingWebService/Reporting.svc/
Exchange の電子メール関連のレポート
レポート名 |
説明 |
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ConnectionbyClientTypeDaily、ConnectionbyClientTypeWeekly、ConnectionbyClientTypeMonthly、ConnectionbyClientTypeYearly の各 REST URI は、確立された Office 365 Exchange Online 接続について、どんな種類のクライアント アプリケーションが使用されたかに関する概要統計を提供します。全体的な構造が同じで、データの集計期間だけが日単位、週単位、月単位、年単位と異なる 4 つのレポートがあります。わかりやすくするために、ここでは 4 つのレポートをまとめて説明します。 |
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ConnectionbyClientTypeDetailDaily、ConnectionbyClientTypeDetailWeekly、ConnectionbyClientTypeDetailMonthly、および ConnectionbyClientTypeDetailYearly の各 REST URI は、確立された Office 365 Exchange Online 接続について、ユーザー名を含め、どんな種類のクライアント アプリケーションが使用されたかに関する詳細な統計を提供します。全体的な構造が同じで、データの集計期間だけが日単位、週単位、月単位、年単位と異なる 4 つのレポートがあります。わかりやすくするために、ここでは 4 つのレポートをまとめて説明します。 |
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GroupActivityDaily、GroupActivityWeekly、GroupActivityMonthly、および GroupActivityYearly の各 REST URI は、Office 365 組織のグループの作成および削除に関する概要統計を提供します。全体的な構造が同じで、データの集計期間だけが日単位、週単位、月単位、年単位と異なる 4 つのレポートがあります。わかりやすくするために、ここでは 4 つのレポートをまとめて説明します。 |
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MailboxActivityDaily、MailboxActivityWeekly、MailboxActivityMonthly、および MailboxActivityYearly の各 REST URI は、Office 365 組織のメールボックスの作成および削除に関する概要統計を提供します。全体的な構造が同じで、データの集計期間だけが日単位、週単位、月単位、年単位と異なる 4 つのレポートがあります。わかりやすくするために、ここでは 4 つのレポートをまとめて説明します。 |
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MailboxUsage REST URI は、Office 365 組織のメールボックスの使用に関する概要統計情報を提供します。 レポートには、メールボックスの数、いっぱいになったメールボックスの数、あまり使用されていないものの数が含まれます。特定のメールボックスに関する情報を取得するには、このレポートと一緒に MailboxUsageDetail レポートを使用してください。 |
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MailboxUsageDetail REST URI は、Office 365 メールボックスの使用に関する詳細な統計情報を提供します。組織の概要統計情報を取得するには、このレポートと一緒に MailboxUsage レポートを使用してください。 |
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MailDetail REST URI は内部使用のみを目的としています。要求の構文チェックが行われますが、このレポートによって結果が返されることはありません。このレポートの名前が reporting.svc サービス記述文書に記載されますが、呼び出さないでください。 |
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MailDetailDlpPolicy REST URI は、電子メール メッセージの処理で使用される Exchange Server メール データ損失防止 (DLP) ポリシーとルールに関する詳細を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。 |
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MailDetailMalware REST URI は、メッセージの処理中にマルウェアが含まれていると判断された電子メール メッセージの処理ステップに関する詳細を提供します。レポートの開始と終了の日付/時刻を要求に指定できます。 |
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MailDetailMalware REST URI は、メッセージの処理中にスパムが含まれていると判断された電子メール メッセージの処理ステップに関する詳細を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。 |
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MailDetailTransportRule REST URI は、電子メール メッセージの処理で使用される Exchange Server メール トランスポート ルールに関する詳細を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。 |
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MailboxFilterList REST URI は、他の Office 365 レポートで許容される文字列値を提供します。アイテムは SelectTarget 値によってグループ化されます。各グループ内の値は、$filter クエリ オプションで使用するためのものです。 |
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MailTraffic REST URI および AdvancedThreatProtectionTraffic REST URI は、組織が外部とやり取りするメール トラフィックに関する概要情報を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。また、データを集計する期間も指定できます。 |
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MailTrafficPolicy REST URI は、組織が外部とやり取りするメール トラフィックに関する概要情報を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。また、データを集計する期間も指定できます。 |
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MailTrafficSummary REST URI は、組織の Office 365 電子メール システム経由で処理されたメッセージに関連する様々なカテゴリの概要リストを提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。また、データを集計する期間も指定できます。このレポートは 20 個の総称的な名前のフィールドを返し、フィールド内のデータは他のオプションに基づいて変更できます。 |
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MailTrafficTop REST URI は、組織内で最も多数の電子メール メッセージを送信および受信したユーザーに関する概要情報を提供します。レポートの開始日付/時刻と終了日付/時刻は要求で指定できます。また、データを集計する期間も指定できます。 |
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MessageTrace REST URI および URLTrace REST URI は、最近 30 日間に組織の Office 365 システム経由で受け渡しされた電子メール メッセージに関する概要情報を提供します。 |
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MessageTrace REST URI は、最近 30 日間に組織の Office 365 システム経由で受け渡しされた電子メール メッセージに対して実行された処理ステップに関する詳細な情報を提供します。 |
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MxRecordReport REST URI は、Office 365 組織の現在のメールエクスチェンジャー (MX) DNS レコードに関する情報を提供します。このレポートを使用すると、DNS 構成設定のトラブルシューティングに役立ちます。このレポートには他のレポートのような期間はありませんが、代わりに、現在の MX レコードのステータスをレポートします。 |
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OutboundConnectorReport REST URI は、組織の構成された Office 365 発信電子メール コネクタ (「送信コネクタ」としても知られている) の一覧を返します。このレポートと ServiceDeliveryReport レポートを使用すると、メールフローとコネクタ構成に関する問題の検証、モニター、トラブルシューティングに役立ちます。このレポートには、他のレポートのような期間はありませんが、代わりに現在構成されている発信 (送信) コネクタをレポートします。 詳細については、Exchange Server 2013 のコネクタを参照してください。 |
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ServiceDeliveryReport REST URI は、Office 365 組織の電子メールの送信コネクタ (「発信コネクタ」としても知られている) の構成とステータスを返します。このレポートと OutboundConnectorReport レポートを使用すると、メールフローとコネクタ構成に関する問題の検証、モニター、トラブルシューティングに役立ちます。このレポートには、他のレポートのような期間はありませんが、代わりに現在存在している発信 (送信) コネクタをレポートします。 詳細については、Exchange Server 2013 のコネクタを参照してください。 |
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StaleMailbox REST URI は、最近アクセスされていない Office 365 組織のメールボックスの数に関する概要情報を提供します。 |
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StaleMailboxDetail REST URI は、最近アクセスされていない Office 365 組織のメールボックスに関する詳細な情報を提供します。 |