CAML (Collaborative Application Markup Language) の概要
CAML (Collaborative Application Markup Language) は、サイトやリストで使用するフィールドおよびビューを定義するために Windows SharePoint Services で使用する XML ベースの言語です。CAML は、サイトの準備の際に Windows SharePoint Services データベース内にテーブルを定義するためにも使用します。
注意
CAML で は 、 大文字 と 小文字 が 区別 されます 。
CAML によるサイトのカスタマイズ
SharePoint サイトをカスタマイズするために、次のようなさまざまな方法で CAML を使用できます。
Windows SharePoint Services オブジェクト モデルのメンバを実装するスクリプトまたはコード内で使用して、CAML 文字列をメソッド パラメータで渡し、プロパティに割り当て、またはメソッドおよびプロパティによって返します。
SOAP メッセージングで使用して、展開とリモートにやり取りするために CAML 文字列を Windows SharePoint Services Web サービスに渡します。
フロントエンド サイト定義で使用して、SharePoint サイトをインスタンス化します。
Windows SharePoint Services フィーチャーで使用して、特定の範囲内に特定の機能を追加します。
CAML によるレンダリング
CAML は、Windows SharePoint Services で 2 種類のレンダリングに使用されます。フィールド内に含まれるデータの型を定義するため、およびブラウザで表示する HTML を作成するためです。CAML の主な使用法については、「データ定義要素」および「HTML レンダリング要素」を参照してください。
CAML によるプログラミング
プログラミング タスクおよび概要に関する以下のトピックでは、サイトおよびリスト定義をカスタマイズするための CAML のさまざまな方法について説明していいます。