次の方法で共有


SERIAL_LINE_CONTROL 構造体 (ntddser.h)

SERIAL_LINE_CONTROL構造体では、シリアル行の制御設定について説明します。

構文

typedef struct _SERIAL_LINE_CONTROL {
  UCHAR StopBits;
  UCHAR Parity;
  UCHAR WordLength;
} SERIAL_LINE_CONTROL, *PSERIAL_LINE_CONTROL;

メンバー

StopBits

送受信される各文字の末尾で使用される停止ビットの数。 このメンバーは、次のいずれかの値に設定されます。

説明
STOP_BIT_1 1 ストップ ビット。
STOP_BITS_1_5 1 ビット半のストップ ビット。
STOP_BITS_2 2 ストップ ビット。 WordLength = 5 の場合は無効です。

Parity

送受信される文字ごとに使用されるパリティ チェックの種類。 このメンバーは、次のいずれかの値に設定されます。

説明
NO_PARITY パリティ ビットは使用されません。
ODD_PARITY 奇数パリティが使用されます。 文字値の 1 の数が奇数の場合、パリティ ビットは 0 です。 それ以外の場合、パリティ ビットは 1 です。
EVEN_PARITY 偶数パリティが使用されます。 文字値の 1 の数が偶数の場合、パリティ ビットは 0 になります。 それ以外の場合、パリティ ビットは 1 です。
MARK_PARITY パリティ ビットは常に 1 に設定されます。
SPACE_PARITY パリティ ビットは常に 0 に設定されます。

WordLength

1 文字あたりのデータ ビット数。 このメンバーは、送受信される各文字値のデータ ビット数を示し、パリティ ビットやストップ ビットは含まれません。 通常、5 ~ 8 の範囲の WordLength 値がサポートされます。

注釈

この構造体は、 IOCTL_SERIAL_GET_LINE_CONTROL および IOCTL_SERIAL_SET_LINE_CONTROL 要求によって使用されます。

要件

要件
Header ntddser.h

こちらもご覧ください

IOCTL_SERIAL_GET_LINE_CONTROL

IOCTL_SERIAL_SET_LINE_CONTROL